J・ビーバー、プロレス界デビュー目前だった?
80年代にハンサム男優として一世を風靡したミッキー・ロークが突然プロボクサーに転向したのは有名な話だが、なんとジャスティン・ビーバーも真剣にプロレス界進出を検討していたことが明らかになった。
WWEライターのケヴィン・エックによれば、昨年8月にロサンゼルスで行われたサマースラムというイベントで、ジャスティンはジョン・シナやビッグ・ショーといったWWEのプロレスラーたちと組み、6人でのタッグマッチに出場することになっていたという。
すでにWWE側との交渉に入っていたようだが、昨年は飲酒運転やドラッグ使用疑惑などビーバーの迷走が止まらず、彼の起用がWWEや人気レスラーのジョン・シナのイメージを悪くするのではないかとWWEのほうが懸念していたらしい。
「ビーバーがプロボクサーのフロイド・メイウェザーとつるんでいるのは知られた話だが、彼が昨年の夏、WWEのリングに立ち、プロレスラー・デビューを飾るつもりだったことは知られていない」
「彼はジョン・シナ、ビッグ・ショーとタッグを組み、対ワイアット・ファミリーで6人のタッグマッチに出場するはずだった。このマッチについてはブッキングチーム(僕はその一員だった)がイベントの5か月前に話し合っていた。だがジャスティンとの交渉は成立しなかった」
「あの時僕が心配していたのは、シナがビーバーと組めば、好ましくない理由で大きく報道されるだろうし、WWEの観客からブーイングされるのは確実で、シナにとってもWWEにとっても良い結果にはならないと思っていた」とケヴィン・エックはSPORTSBLOGに書いている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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