前田敦子は喫煙者!?松崎しげるが疑いの目を向ける
乾くるみの同名小説を映画化した『イニシエーション・ラブ』の大ヒット御礼舞台挨拶が、6月4日にTOHOシネマズ六本木で開催。松田翔太、前田敦子、松崎しげるが登壇した。
劇中で、楽曲「愛のメモリー」が使用されていることにちなみ、同イベントにサプライズで登場した歌手の松崎しげるは、映画の感想を聞かれると、「『愛のメモリー』が出てきたときには恥ずかしい感じがしちゃいましたが、すごくいいシーンに仕上がっていました。今65歳なんですが、僕の青春を思い出させてくれる映画で素敵でしたね」とコメント。
続けて「あっちゃん(前田)が煙草を吸ってたシーンは堂に入っててドキッとしました。こりゃあ、ただもんじゃないなと」と、印象に残ったシーンを挙げ、「あれから煙草を吸うようになったってウワサを聞くけど?」と、カマをかけると前田は「練習して挑んだんです。何のウワサですか!?気のせいですよ!」と慌てて否定し、会場を沸かせた。
1980年代後半の静岡と東京を舞台に、合コンで出会った大学生の青年・鈴木(松田翔太)と、歯科助手のマユ(前田敦子)の恋を綴った本作は、6月3日までの観客動員数が50万人を突破。ラストの大どんでん返しで騙される人が続出し、リピーターも増加中だという。
すでに同作を5回見ているという前田も、「2回以上見ると、登場人物が分かりやすく見えてくるようになると思います。展開が分かっているから、変に勘ぐったりせず、ただ楽しんで見られるようになります」と、リピーターの先輩として楽しみ方をアドバイス。
松田は「(リピートするなら)いろんな登場人物の視点で見るのもいいかも。僕の周りの人からも『2回見たよ』というメールが来ています」と喜びの表情を浮かべ、「今日は若い方の姿が多く見えますが、松崎さん世代の方にも見ていただきたいですね」とアピールしていた。【取材・文/平井あゆみ】