全編博多弁！福岡発映画に華丸ら地元出身豪華キャスト

オール福岡ロケ、全編博多弁の映画『なつやすみの巨匠』が7月11日(土)より公開される。

主演は400人の応募者から選ばれた期待の子役・野上天翔(たかと)。ヒロイン役は、同じくオーディションを勝ち抜いた村重マリア。主人公の父親は博多華丸が、母親は国生さゆりが演じる。さらに、板谷由夏、リリー・フランキーなど豪華キャストが脇を固める。

舞台は、福岡市中心部からフェリーでわずか10分の離島・能古島(のこのしま)。そこに暮らす10歳の少年・シュン(野上天翔)は、父(博多華丸)から古びたビデオカメラを譲り受ける。シュンは島にやってきたワケありの少女ユイ(村重マリア)を女優にスカウトし、映画撮影を通じて起こるひと夏の出来事を描いている。

本作の企画と脚本を担当したのが、福岡出身の脚本家・入江信吾。オリジナルの作品を福岡で創りたいとの思いから、自ら資金を投入。その熱意に、中島良監督や福岡の企業が呼応。また、博多華丸、国生さゆり、リリー・フランキー、板谷由夏など、九州出身の俳優陣も福岡の映画ならばと、出演を快諾。さらに、主題歌は、福岡出身の井上陽水が歌う「能古島の片思い」。音楽は、同じく福岡出身の江崎文武が担当。福岡市の全面協力を受け、オール福岡ロケと、まさに福岡尽くしの映画となっている。

能古島の美しい夏の風景や暮らし、淡い初恋、家族の絆など、懐かしさを感じさせるストーリーは、観る者に自身の少年時代や故郷を思い出させる。家族や恋人、親しい友人など大切な人と観に行ってほしい作品だ。【Movie Walker】