ウィリアム王子夫妻へのロイヤルお小遣いの金額は?
ウィリアム王子は民間の企業に就職しているが、公務のためにかかる費用などをまかなうため、父親のチャールズ皇太子から給料より遥かに高額のお小遣いを貰っていることが明らかになった。
6月23日にチャールズ皇太子の公邸クラレンス・ハウスが発表したチャールズ皇太子とカミラ夫人の年次支出報告書によれば、昨年4月1日から今年の3月31日までの1年間でウィリアム王子、キャサリン妃、ヘンリー王子の3人に与えられたお小遣いは総額で296万5千ポンド(約5億7700万円)だったとE!Onlineが伝えている。
これはチャールズ皇太子の2人の息子たちと義理の娘の王室メンバーとしての経費や支出を助ける資金として使われているそうで、要人への給与や旅行費、公務で着る衣服代などに使われていることが推測できるが、その用途は明かされていない。
「この金額がどのように配分されたのかは発表できません」と宮殿側はコメントしており、キャサリン妃の昨年1年間の衣装代などが公表されることはなさそうだ。民間の企業に就職しているウィリアム王子は年間4万ポンド(約778万円)の給料を受け取っているが、その全額をチャリティー団体に寄付している。
ちなみにチャールズ皇太子の収入のほとんどは所有する公領の賃貸料などによるもので、昨年は1984万5千ポンド(約38億5800万円)だったという。【UK在住/ブレイディみかこ】
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