『美女と野獣』撮影所にエマ・ワトソン誘拐計画の通報

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『美女と野獣』撮影所にエマ・ワトソン誘拐計画の通報

実写版『美女と野獣』の撮影が行われているスタジオに、エマ・ワトソン誘拐の企てがあるという通報が入り、先週、撮影現場では警備を増やすなどして警戒を高めていたと英紙ザ・サンが伝えている。

ザ・サン紙にスタジオ関係者が語ったところによれば、これはタクシーの運転手から入った情報だそうで、スタジオに勤務している2人の男性が東ヨーロッパの言語で、エマを誘拐するか、またはエマから何かを盗む計画について話していたという。

「彼女の身の安全が懸念されていました。深夜の撮影の後、タクシーに乗せた2人のスタジオ勤務者たちの会話を聞いた運転手が上司に相談し、そこからスタジオの幹部にも知らされたようです。2人のスタッフは運転手にはわからないだろうと思って外国語で話し合っていましたが、運転手も実はその言語がわかる人間でした」と関係者がザ・サン紙に話している。

そのため、先週金曜日には撮影所の警備が強められ、エマのトレイラーの前には常駐の警備員が配置されていたという。

エマが撮影中に狙われたのは今回が初めてではない。2011年には『ノア 約束の舟』(14)のロケ現場にストーカー的なファンが侵入し、撮影が一時中断されたことがあった。

『美女と野獣』の撮影は現在、英国サリー州のシェパートン・スタジオで行われているが、サリー州の警察はスタジオからの事件の通報は入っていないと英紙デイリー・メールに話している。エマと『美女と野獣』の広報は、「その話については、製作側が調査しましたが、根拠がありません」と発表している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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