キャサリン妃、娘には1歳までワンピースは着せない？

ファッションアイコンのキャサリン妃は、シャーロット王女には1歳になるまでワンピースは着せないつもりだという。7月の洗礼式ではアンティーク風のベビードレスを着せられ、長いまつげとつぶらな瞳で美少女になるのは間違いないと言われたシャーロット王女だが、女の子らしいワンピースを着ている姿を見ることは来年5月まではなさそうだ。

キャサリン妃御用達の子供服ブランドのデザイナー、レイチェル・ライリーが、「彼らは伝統的な家族ですから、シャーロット王女は1歳になるまではロンパースを着ます。そして歩けるようになったら、ようやくワンピースを着るようになるのです。セパレートになっている服でさえ、もっと大きくなるまでは着ないでしょう」とピープル誌に証言している。

英国王室には子供に着せる服のオフィシャルな規則はないが、伝統を何よりも重視し、キャサリン妃もそれに従っているという。ジョージ王子も、ウィリアム王子が子供の頃に着ていた服とそっくりの子供服を着せられていることが度々話題になっている。しかし、ウィリアム王子が着ていた服もまたチャールズ皇太子が子供の頃に着用していた服のレプリカだったそうで、英国王室にはそうしたしきたりがあるという。

「現在の写真でも、1920年代や1930年代に撮られていてもおかしくないような感じです。ウィリアム王子とキャサリン妃は子供をファッションアイコンにするのではなく、流行に左右されない服を着せようとしています。彼らがカニエ・ウエストやキム・カーダシアンの子供のような服装をジョージ王子にさせたとしたら、大衆は激怒するでしょう」とPRの専門家マーク・ボコウスキがBBCニュースに語っている。

ということは、シャーロット王女の今後のファッションの鍵は、エリザベス女王やアン王女の子供の頃の服装にありそうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】