社内に自転車?アン・ハサウェイ主演作の特別動画が解禁
ヒット作『プラダを着た悪魔』(06)で、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ、女性たちの憧れの的となったアン・ハサウェイ。あれから9年、アンが再びファッション業界で働く女性に扮した最新作『マイ・インターン』が10月10日(土)より公開となる。この度、アン・ハサウェイのインタビュー映像を含む特別動画が解禁となった。
アンが本作で演じるのは、ニューヨークのファッションサイトの社長である現代的な女性ジュールズ。今回解禁となった動画ではオフィス内を自転車で走ったり、壁に写真を貼ってどの地域で何が売れたか一目でわかるようにしたりといった、現代的なベンチャー企業のオフィスで働くアンの姿を見ることができる。
実際にファッションサイトの社長に会ってリサーチを行ったというアンは「VOGUEの元編集者で、今はECサイトのモーダ・オペランディを立ち上げたローラ・サント・ドミンゴにも会ったのよ。彼は社内を案内してくれて、ジュールズを演じる上ですごく良い勉強になった。それから起業しているブロガーの女の子たちにも会って話を聞いたの。そうやってリサーチをしたのよ」と、ジュールズと同じ立場で働いている女性たちに実際に会って話を聞くことで、彼女たちのリアルな悩みや生き方を参考にし、演技に活かしたことを明かした。
また、本作の撮影にあたり、監督のナンシー・マイヤーズは、ベンチャー企業を徹底的にリサーチしたそう。「ニューヨークにあるたくさんのベンチャー企業をリサーチして、それをセットのデザインに反映したわ。まず訪れた会社は全てオープンスペースを採用していたの。個室がなくて社長もみんなの真ん中に座っていたからジュールズもそうしたわ。それからどの会社も『おまけ』のようなサービスが提供されていておもしろかった。だから今回はレナ・ルッソ扮するマッサージ師を登場させて、社員が誰でもマッサージを受けられるようにしたのよ」と語り、ニューヨークの最先端なオフィスを作り上げた。今回の動画でもNYの最新オフィス事情が随所に散りばめれていることが分かる。
徹底的なリサーチを行い、リアルな世界観を作り上げていったナンシー・マイヤーズ。彼女のことをデ・ニーロは「ナンシーはこだわり屋という評判だね(笑)でも彼女は時間をかけて映画を作るタイプだから、結果として本当に素晴らしいものになったよ。みんなの努力の賜物さ」と語っている。
アンの最先端ファッションはもちろん、ニューヨークのオシャレなオフィスの雰囲気まで楽しめる本作。忙しく働く中でも輝きを失わないジュールズの姿を観ればきっと、「明日から仕事を頑張ろう!」という気分になれるはず!【Movie Walker】