佐藤栞里、憧れは先輩モデル・梨花。心に残ったアドバイスを告白
アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが初共演する映画『マイ・インターン』(10月10日公開)の公開直前イベントが10月8日にスペースFS汐留で開催され、俳優の陣内孝則とモデルの佐藤栞里が出席。人生における「胸に刺さったアドバイス」を発表した。
本作は、ファッションサイトの社長(アン)が、デ・ニーロ演じるシニア・インターンのアドバイスをもとに試練を乗り越えていく姿を描くヒューマンドラマ。陣内は「デ・ニーロはここのところやたらと出ていますけど、付き合いやお金で出ているなというものもあった。でもこれは本気でやっているなと伝わってきて。円熟味を増した演技が非常によかった」と歯に衣着せぬコメントで会場も大爆笑。佐藤は「すごい泣いちゃって。みんなに大丈夫?って言われるくらい感動して。私も頑張っている人を支えられるような人になりたい」と目を細めるなど、受ける刺激も大きかったようだ。
その後、アドバイスが物語のキーとなることから、「人生において胸に刺さったアドバイス」を発表することになると、「ヒモになれ」と書かれたボードを掲げた陣内。俳優業を始めた当初は「挫折しっぱなしだった」そうで、「当時、これじゃあ食えないから給料を上げてくれと事務所の社長に言ったら、『ヒモになれ』と言われて。芸能界ってそういうところなんだなと。女性のところに転がり込みましたね」とアドバイス通りのヒモ生活を激白していた。
一方の佐藤は「どんなことでも楽しもう。今、目の前にある幸せをちゃんと味わおう」との先輩モデル・梨花からのアドバイスが心に残っているそうで、「梨花さんに憧れてモデルになって、同じ事務所にも入って。この言葉をいただいてからは、どんな仕事のときもこれを胸にしまっています」とニッコリ。佐藤の心温まる話に陣内は「これ、引っ込めていいですか」と自身のボードを隠そうとして、会場の笑いを誘っていた。
飾らない人柄と明るいキャラクターで今やテレビ番組にも引っ張りだこの佐藤だが、好きな男性のタイプを聞かれると、「目やにがついていたときに、何も言わずにナチュラルに目やにをふいてくれる人」とお茶目に告白。「『目やにがついている』と言われてしまうと恥ずかしい。ナチュラルにふいてくれると恥ずかしさもない」とはにかむなど、キュートな発言と笑顔で会場を魅了していた。【取材・文/成田おり枝】