アンジェリーナ・ジョリー監督の未公開作がついに公開
自身が監督を務める『By the Sea (原題)』で、夫ブラッド・ピットとの10年ぶりの共演を果たすなど、精力的に映画を製作しているアンジェリーナ・ジョリー。そんな彼女の日本未公開となっていた監督作『不屈の男 アンブロークン』が、ついに上陸を果たす。今回、その邦題とポスタービジュアルが同時解禁となった。
16年2月から日本公開される本作は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となったオリンピック・アスリート、ルイ・ザンペリーニの半生を描く戦争ドラマ。全米では1億ドル超えのヒットを記録したにも関わらず、題材が“日本軍の捕虜”であったことから、日本での公開が難航していた。
しかし、「戦争を描くいろいろな形の映画があるべき」「本作が、戦争を背景にひとりの男に降りかかる苦難を不屈の精神で生き抜く様を力強く描いた素晴らしいドラマである」というスタンスから、製作のユニバーサルと配給のビターズ・エンドが合意。今回の公開決定に至った。
これまでにも映画を通じて、社会的なメッセージを発信してきたアンジェリーナ・ジョリー。センシティブな題材を彼女がどのように映画化しているのか、公開まで注目を集めそうだ。【Movie Walker】
作品情報へ