D・クレイグが心変わり?007降板説を全面否定!
『007 スペクター』(日本12月4日公開)を最後にジェームズ・ボンド役を降板する意志を明らかにしていたダニエル・クレイグが、前言を撤回し、続投する意向をほのめかせている。
同作が英国の批評家たちから絶賛され、シリーズ最高傑作とさえ呼ばれているのを受け、ダニエルも心情的にUターンしたようで、まだ007役を続けるかどうかについては決断を下していないと話している。
「僕はとても率直な人間だから、思っていることを口にし、後で心変わりする。この役を引き受けた時、僕の生活は全く一変してしまうだろうと思った。それから逃れることはできないよ。だけど、僕は自分がこの役柄に自分の知識を投入することができるから、まだボンドを演じることを楽しんでいるんだ。僕はすべての面で映画作りに参加させてもらっているしね」とダニエルは語ったと英紙ガーディアンが伝えている。
また、本作でボンド役を降板する決心はついたのかと単刀直入に質問されたダニエルは、「いや、それはまだ決めていない。僕はまだ楽しんでいるんでね。撮影が始まると8か月も家を空けることになる。それはしかたがないことだ。僕の家族は怒るよ。でも、彼らは僕のことを許し始めている」と答えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ