セレブの間で、カラーのドレスが流行の兆し!
ここ数年、セレブの間ではモノトーンやシルバー、ゴールドなどのドレスがトレンドだったが、最近はビビッドなレッド、グリーン、ブルーなどハッと目を引くようなカラフルなドレスが流行しており、今シーズンのトレンドとして一般市民の間にも浸透しているようだ。
デイリー・メール紙によれば、セルマ・ブレアが着ていたH&Mのきらびやかなグリーンのバルマンドレスが完売したほか、新ボンドガールのレア・セドゥが着ていたような赤いドレス、そしてキャサリン妃が着ていた赤いドレスや目もくらむばかりのブルーのドレスといった派手なカラーのドレスが大人気だとか。
またアマル・クルーニーのエメラルドグリーンのドレスや真っ赤なドレス、ヘレン・ミレンも赤いドレスやグリーンのドレスを着こなしていたのが印象的だった。
イギリスやアイルランドなどに計170店舗以上を構えるデパート・チェーンであるディベンハムズ(Debenhams)によれば、新作の赤いレースのドレスの売り上げが店頭に飾って2週間で130%増になっているほか、濃いめのブルーのドレスの売り上げも、昨年の同時期に比べて倍増しているという。またファッションサイトLystによれば、グリーンのドレスを探す比率が2.6%上昇しており、クリスマスシーズンを控え、本来であれば黒いドレスが一番売れるはずが、今年はグリーン、レッド、ブルーのドレスの売り上げが多いという。
他にはケンダル・ジェナーやジェニファー・ローレンスがビビッドなパープルのドレスを着こなしているが、「セレブがカラフルなドレスを着ている様子を頻繁にメディアを通じて目にすることで、市民の間でもカラフルな色に抵抗がなくなっているのは間違いありません。黒はもちろん定番人気として君臨していますが、カラフルなドレスにも選択の余地が生まれたのは、ほかならぬセレブの影響でしょう。アクセサリーや靴にもそのトレンドは波及しています」とディベンハムズのデザイナーのトップが語っており、今後の賞レースのセレブたちの衣装も楽しみだ。【NY在住/JUNKO】