シャーロット王女、1歳前のドレス姿は王室の掟破り?
ファッションアイコンとして知られるキャサリン妃とジョージ王子を母と兄に持ち、生まれながらにしてファッションアイコンの運命を背負っているシャーロット王女。そんな王女が、生後6か月で着ていたピンクのドレスが物議をかもしている。
11月初旬に、アンマーホールの自宅でキャサリン妃が撮影した写真のシャーロット王女は、ロンドンの老舗子供服ブランド「リバティ」のピンクのプリント柄のワンピースにピンクのカシミアのカーディガン、そして英国王室御用達「Amaia Kids」のピンクのタイツでバッチリコーディネート。あどけなく、ただただ愛らしくキュートなその姿は、ずっと眺めていても飽きないほどで、ポスティングから24時間で、1万4000件以上のツイートが飛び交い、「いいね!」のクリック数は2万3000回以上に及ぶ人気ぶりだ。
しかし、一部ファンや王室ウォッチャーたちの間では、シャーロット王女がドレスを着ていたことに驚きを隠せないようだ。
ことの発端は今年の9月。キャサリン妃御用達の老舗ブランドを手掛けるデザイナーのレイチェル・ライリーが、「王室というイギリスの伝統的なご家族なので、今までの習わしから、シャーロット王女が1歳になるまでは、ベビー服を着せることは間違いありません。ドレスを着始めるのは歩けるようになってからでしょう。上下に分かれたデザインの洋服は、もう少し大きくなってからになるでしょう」とピープル誌に語っていた。
そのため、「キャサリン妃は、古い慣習を打ち破って、またもや独自の新しいやり方を貫いた」という好意的な意見と共に、「キャサリン妃が、また王室の掟を破ったのはショッキング」といった批判的な声も挙がっているようだ。
しかしCNNニュースによれば、「王室の掟の中には、『1歳になるまでドレスを着てはいけない』という規定はありません。キャサリン妃は、ただ単にシャーロット王女のドレス姿があまりに可愛らしく、またすばらしかったのでそれの姿を写真に収めて、人々とシェアしたいと思っただけでしょう。特に意図的にやったわけではないと思います」とのこと。
「掟は破らずに、古い伝統を打ち破った」というのが妥当な表現のようだ。【NY在住/JUNKO】