キャサリン妃、クリスマスの過ごし方で女王と確執?
キャサリン妃が、王室のメンバーたちの伝統的なクリスマスに参加することを拒んでいるため、女王との間に確執が生まれているとフォーブス誌のサイトが伝えている。
同サイトによれば、英国王室ではクリスマスは毎年、エリザベス女王とフィリップ殿下が子供たちやその配偶者、孫、姪、甥をノーフォーク州にある邸宅、サンドリガムに招待するという。
王室の人々にとってクリスマスの日は教会のミサや正装での食事など、堅苦しい行事が多く、子供たちが楽しめる日ではないらしい。英国ではクリスマス当日の朝にプレゼントの包みを開くのが一般家庭での習慣だが、王室ではプレゼントを開けるのはクリスマス・イブで、当日は教会のミサに出かけたり、伝統的なクリスマス・ランチを一族で食べるしきたりになっていて、11歳か12歳になるまでは子供たちはランチやディナーに出席することは許されていないという。
昨年、キャサリン妃とウィリアム王子は、ジョージ王子に普通の子供のようなクリスマスを過ごさせたいと考え、教会でのミサにのみ王室のメンバーと共に出席すると、女王の邸宅ではなく、キャサリン妃の実家に行ってクリスマスを祝った。今年はシャーロット王女も連れて同じようにするつもりらしいが、これにエリザベス女王が気分を損ねているという。「王室に一般のミドルクラス家庭のやり方を持ち込んでいるとして、女王は立腹しておられます」と関係者が語っているとフォーブス誌のサイトは伝えている。
また、最近発表されたシャーロット王女の写真も王室は代々専属の写真家が撮った写真を公開してきたのに、キャサリン妃は自分で撮った写真を公開しているため、「私は伝統など気にしないわ」という宣言のように受け取られているという。
「キャサリン妃は、可愛い娘の姿を見て、つい写真に撮りたくなったのでしょう。そんなに計算されたメッセージを送るような人ではありません」と王室ジャーナリストのヴィクトリア・アービターは証言している。【UK在住/ブレイディみかこ】