マドンナ、裁判で元夫と息子ロッコの親権争いへ
マドンナと元夫のガイ・リッチーが、息子ロッコ(15)の親権を争って裁判で戦っていると英紙デイリー・メールが報じた。
マドンナは、12月23日にマンハッタンの最高裁判所に現れ、「息子が英国で父親と一緒に暮らしたいと言っている」と裁判官に訴えたと同紙が伝えている。マドンナは、息子ロッコが英国の父親のもとから米国に戻って来ることを拒否していると陳述し、強制的にガイに息子をニューヨークに送り返させる措置を取って欲しいと要求した。
ガイ・リッチーの弁護士は、「ロッコはニューヨークに戻りたくないという意志を明確に表明している」と証言したそうで、裁判官に「父親は息子を帰すまいとしているのか」と質問されると、「事実上、そのとおりです」と答えたという。
裁判官は、もしロッコが英国で父親と生活したければ、まずニューヨークに戻って来て母親と話し合わなければならないという判決を下したそうで、ロッコも然るべき弁護士をつけ、両親と3者で話し合うことになるという。
「彼にニューヨークへの帰還を命じます。彼が父親と滞在したければ、彼は母親のもとに戻って来なければなりません」と裁判官はマドンナに語ったそうだ。マドンナとガイは2000年に結婚し、2008年に離婚した。マドンナには実子、養子合わせて4人の子供がいるが、ガイとの間に生まれた子供はロッコだけ。
「15歳なんだから、自分で決めさせるべき」「私はマドンナの大ファンだけど、彼女がロッコをツアーに連れ回しているのは『何を考えているんだろう』と思っていた」「父親と一緒に住みたいと子供が望むのは、母親にとっては辛いことだけど、ここで無理に引き留めたら逆効果になるだけ」などの読者コメントが同紙サイトに寄せられている。【UK在住/MIKAKO】
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