石野卓球、シモネタと放送禁止用語連発にピエール瀧も失笑
結成25周年を迎えた電気グルーヴ初のドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-』の初日舞台挨拶が、12月26日に新宿バルト9で開催。電気グルーヴの石野卓球、ピエール瀧、大根仁監督が登壇した。石野卓球は放送禁止用語やシモネタを炸裂させ、会場は爆笑の渦に包まれた。
石野卓球はワインの入ったグラスを片手に飲みながら登場。「おチンチ○の話をいっぱいしましたとか、言わないでしょ。なんと、舞台挨拶で、おまん○という言葉が初めて飛び出したとか」と発言し、会場は大受け。
MCが「テレビさんが入っているので」と静止しようとすると「そこは流れねえからいいよ。俺、テレビ出ないもん」と開きなおり「お前はいっぱい出てるもんな」とピエール瀧に絡む。
ピエール瀧は笑いながら「出たいの?」と聞くと、石野卓球は「出たくねえよ。テレビ出てるやつ、ださくない?」と言いたい放題だ。
さんざんしゃべった後、石野卓球は「さあ、問題です。僕たちは何しに来たんでしょうか?」と尋ねると、会場は大爆笑。続いて「舞台挨拶ってこんな感じ?」とピエール瀧に聞くと「全然違います!」と失笑した。
大根監督は、石野卓球から「実写版『ドカベン』の脇役みたい」「猪八戒」などとさんざんいじられた後「こんな感じなので、できれば仕事はしたくなかったけど、やるならちゃんとやろうと思って」と苦笑いした。
『DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-』は、電気グルーヴの足跡を、『モテキ』(11)の大根仁監督が追ったドキュメンタリー。2014年のフジロック・フェスティバルでのライブ映像やこれまでの映像資料、様々なアーティスト、スタッフ、関係者による証言を交え、波乱万丈な歴史を総括する。12月29日(月)には、天久聖一と渋谷直角によるトークイベントも開催予定だ。【取材・文/山崎伸子】