ケイト・ブランシェット、2016年は女優業休業
『アビエイター』(04)でアカデミー賞助演女優賞を、そして『ブルージャスミン』(13)で同主演女優賞を受賞している実力派女優のケイト・ブランシェット(46)が、実質的な休業宣言をしている。
ケイトには、劇作家で夫のアンドリュー・アプトンとの間に授かった14歳のダシエル、11歳のローマン、8歳のイグナティウスの3人の男の子がいるが、今年3月に、生後間もないヴィヴィアンという女の子を養子縁組。最近は、子供を抱っこしている姿も目撃されており、母親業も精力的にこなしているようだ。
ケイトは、久しぶりに赤ちゃんを育てることについて「子育ては予期せぬことも起こるし、何人目であろうと、いつも1人目を育てている気分よ。3人の息子たちが成長していく姿を見るのも楽しいし、2016年はほとんど仕事をしないつもり。家族と一緒に過ごしたいの」とHarper's BAZAAR誌のインタビューで語っている。
実際に、ここ数年ひっぱりだこだったケイトは1年あたり4~5本の作品に携わってきたが、2016年公開の出演作は1本で、しかも撮影が終了している。また2017年公開の出演作も、1本は既にポストプロダクションの段階に入っている。
気になるのは『マイティ・ソー』シリーズ第3弾となる『Thor: Ragnarok』(全米2017年11月3日全米公開)の出演が噂されている点だが、いずれにしても他にはスケジュールが白紙になっており、今までのように精力的に仕事をする予定はないようだ。
なおケイトは、『キャロル』(日本2月11日公開)でゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演女優賞にノミネートされているほか、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされる可能性も高いため、賞レースには参加していくことになる。【NY在住/JUNKO】