キャサリン妃効果で今年はブローチが流行!?

米国版ヴォーグ誌のサイトが、キャサリン妃の影響で今年はブローチが流行する気配だと伝えている。

ブローチと言えば、これまではおばあちゃんが胸元に着けている古臭いアクセサリーという印象が強く、若い世代の女性たちからは敬遠されてきた。しかし、世界中の女性たちの間でキャサリン妃のエレガントなロイヤルファッションが注目を集めるようになったため、再びファッション・デザイナーたちがショーでブローチを使用するようになってきたという。

特に、昨年のクリスマス当日の朝のミサに出席した時のキャサリン妃がコートの襟に着けていたようなクラシックな感じのブローチが、逆にいま新鮮に見えるという。

アシュリー・オルセンとメアリー・ケイト・オルセンのブランド、ザ・ロウや、プロエンザスクーラーなどがファッションショーでブローチを多く使用していたそうで、ファッショニスタたちの間で今年の注目アイテムの一つになっているそうだ。

ニューズウィーク誌がキャサリン妃が英国のファッション業界にもたらせている経済効果は10億ポンド(約1783億円)に上ると報道したことがあったが、その勢いは衰えることなく今年も続きそうだ。

また、キャサリン妃だけでなく、ジョージ王子とシャーロット王女の服装も常に子を持つ親たちにチェックされており、昨年はヴィンテージ風の子供服のブームが話題になった。こちらは「ロイヤルベビー効果」と呼ばれており、英国の子供服業界に大きく貢献しているようだ。【UK在住/MIKAKO】