16年のトレンドはランプシェードスタイルと羽織コート
昨年はレッドカーペットで胸元が大きく開いたプランジングドレスや、「裸ドレス」とも言われるような、レースのスケスケドレスなど大胆にボディを露出するファッションが大流行した。今年はどんなファッションが流行するのか楽しみだが、業界をけん引するファッションアイコンたちが、そのトレンドを示している。
デイリー・メール紙には、アメリカ版「ヴォーグ」の編集長アナ・ウィンターやヴィクトリア・ベッカムを初めとして、カイリー・ミノーグ、カーラ・デルヴィーニュ、サラ・ジェシカ・パーカーなどが袖を通さずにコートを羽織っている写真が掲載されている。これは「忙しくてコートの袖を通している暇がないのではなく、ウエストやヒップラインがスリムに見えることを意識した着こなし」だそうで、大人のセレブ女性の着こなし術として定着しつつあるという。
また、ケンダル・ジェナー、ジジ・ハディッド、リアーナ、アリアナ・グランデ、セレーナ・ゴメスなどが、ランプシェード(電灯のかさ)スタイルと言われるような大きめのTシャツやカジュアルなセーターやシャツ、そしてベル型の短めのワンピースなどに、膝丈もしくは太腿までのロングブーツを組み合わせたファッションを着こなしている。
「1960年代のようなレトロなファッションが、流行の兆しを見せている。大学のキャンパスなどでも既にこの傾向がみられるそうだが、ランウェイでも、ディオールやMSGMなどデザイナーたちが、ハイエンドなショート丈のドレスにロングブーツといったトレンドを取り入れており、ストリートファッションのみならずレッドカーペットでも流行の兆しを見せているようだ」とpopsugar.comが伝えている。【NY在住/JUNKO】
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