菊間千乃、弁護士1年目のトホホなエピソードを告白
スティーヴン・スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』(1月8日公開)の公開直前 新年トークショー付き試写会が、1月5日にスペースSF汐留で開催。主演のトム・ハンクスの役が、捕虜となったアメリカ人スパイの救出を成し遂げた実在の弁護士ジェームズ・ドノヴァンということで、菊地幸夫弁護士、菊間千乃弁護士、八代英輝弁護士が登壇した。
強い“信念”を描く映画にかけて、3人が“新年”の抱負を発表した。アナウンサーから転身して弁護士となった菊間は「強くなる」だった。「クライアントの方は、自分が心身共に強くないと守れないので」と言った後、弁護士となって1年目のトホホなエピソードを披露。
「裁判は三審制ですが、一審で絶対勝てると思ったのに負けてしまい、ショックで落ち込んだら、クライアントさんがなぐさめてくれました。その後、大逆転で勝ったから話せるんですが」と苦笑い。
「ドノヴァる」というプレートを見せた八代弁護士は「ドノヴァンを見て、自分は難しい交渉にチャレンジしてきたか?と思い、今年は敢えて難しいことにチャレンジしてみようと思います」と高い志を口にした。
菊地弁護士は「世界平和」と掲げた後「大きすぎるかと思いますが、実現できたら良いなあと。平和になってほしいです」と真摯な表情で語った。
『ブリッジ・オブ・スパイ』は、東西冷戦下の50〜60年代に起きたソ連によるアメリカ軍のU-2撃墜事件を基に、捕虜となったアメリカ軍パイロットの救出という極秘指令を受けた弁護士の奮闘を描くサスペンス大作。イーサン&ジョエル・コーエンが脚本を手がけた。【取材・文/山崎伸子】
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