ウィリアム王子が学食に登場して学校が騒然!
一国の王子がひっそり学食の隅で自分たちと同じランチを食べていたらびっくりしない子供はいないだろうが、英国の公立中学校の生徒たちにはそれが現実になった。
緊急輸送機のパイロットとして民間企業に勤務しているウィリアム王子が、ハートフォードシャー州にある中学校の食堂で2人の同僚たちとランチを食べていたらしい。ジョン・ヘンリー・ニューマン・スクールは病院の近くに位置しているため、たまに校庭が緊急輸送機の発着所として使用され、パイロットたちはここで燃料を補給したりしているという。この日も、ウィリアム王子は操縦する緊急輸送機を同中学校の校庭に着陸させ、お昼時だったので一緒に輸送機に乗っていた同僚たちと学食でランチを食べることにしたらしい。
黒ぶちの眼鏡をかけ、薄くなったと評判の頭部を全開にしたウィリアム王子のあまりの地味さに最初は誰も注意を払わなかったようだが、そのうち生徒たちが彼の素性に気づき始め、携帯で写真を撮り始めたそうだ。英紙デイリー・メールのサイトがこれらの写真を掲載しているが、ウィリアム王子はまったく普通のおじさんとして学食の雰囲気に同化しており、とても未来の国王には見えない。ウィリアム王子はランチを食べ終えると、学食のキッチンで料理を作っている男性にお礼を言って帰ったそうだ。
「生徒たちは驚いただろうな。でも本当にそこらへんにいる人だね、こうして見ると」「キャサリン妃似の同僚は一緒じゃなかったの?」「頭部の真ん中あたりが、いよいよ…」「家では妻がカロリー計算しているから、お腹空いてたんでしょ」などのコメントが寄せられている。【UK在住/MIKAKO】
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