矢口真里「賞金首でした」の自虐発言に品川庄司が同情

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矢口真里「賞金首でした」の自虐発言に品川庄司が同情

第88回アカデミー賞で助演女優賞・作曲賞・撮影賞の3部門にノミネートされたクエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』(2月27日公開)の公開直前トークショーが、2月21日にアキバシアターで開催。強烈なクセ者が8人登場する映画にちなみ、日本の芸能界きっての“ヘイトフル(クセ者)!?”ゲストとして迎えられたのは、品川庄司と矢口真里だった。矢口は「私は順調に嫌われてます」と笑顔で自虐コメントを連発した。

矢口は「一時期、賞金首くらいの感じで、記者に追われていたことがあります。あいつの首、取ってやれって感じで」と苦笑い。品川祐は「僕は、大きい事件はないけど、ずっと嫌われてます。僕のことをきらいな人は、たとえ僕が地球を救っても嫌いだと思います」と開き直った。

矢口は「そのなかでも精神を鍛えられています。それを強みに変えてます。芸能界ってすごいなと」と気丈に語ると、品川が「ヘイトフルウォークですね」と突っ込む。

さらに矢口は「何かしゃべると、すぐネットに載るので、事務所の方には毎回気をつけろと怒られたりします。でもバラエティの仕事が多いので、リップサービスをしないと、局の方も喜んでくれないから。視聴者の方もやさしく見守ってほしい」と訴える。庄司智春は「サービス精神がありますからね」と同情した。

矢口はさらに「ネットを遡ったら、私、『六本木の風俗店で働いていた』らしくて」と仰天発言。品川庄司が「ええ?」と驚くと、矢口は「鋼の心で頑張ります」と前向き発言をした。

『ヘイトフル・エイト』は、雪山のロッジを舞台に“ヘイトフル”なクセ者8人が殺人事件をきっかけに「嘘」と「嘘」をぶつけ合う密室ミステリー。全編を70mmフィルムで撮影し、フルキャストを揃えて1カ月に及ぶリハーサルを開催。真夏のLAでスタジオセットを氷点下に凍らせて撮影した。【取材・文/山崎伸子】

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