“4DX版はいいぞ”『ガルパン』のチケットが完売続出!
“ガルパンはいいぞ”なんていう流行語ができるほど注目を浴びた『ガールズ&パンツァー 劇場版』(公開中)。2月20日(土)からスタートした4DX版も早くも話題となり、twitterなどのSNSでは“4DX版はいいぞ”なんて声が噴出している。
映画の内容にあわせて座席が前後左右に動くだけでなく、風や水、煙などが吹きかかる演出が4DXの魅力。これまでにも数々の作品が4DXされてきたが、本作は特に4DXとの相性がいいという。というのも、本編の半分以上で戦車という特殊な乗り物に乗っているという設定、そしてバトルに次ぐバトルによって席は動きっぱなし、水やミストは噴出しっぱなしなのだ。
カーアクションで車の動きに合わせて座席が動くなんてレベルではなく、なんと戦車のタイプによって座席の震動の仕方が異なるという徹底ぶり。さらに、敵から砲弾を受ける度に激しい震動に襲われるなど、戦車に乗っているどころか、“砲弾を浴びて痛い”というまるで自分が戦車になったかのような気分まで味わえる。
さらには、主人公の西住みほが愛するクマのキャラクター、ボコがボコられるシーンでは座席の背中の部分をマッサージ器のようなもので突かれ、自分がボコられているかのような感覚も体験(?)できるのだ。
ただ、座席の揺れはもちろん、ミストや煙、匂いなども、全国27スクリーンともなると多少、効果の違いはあるようで、“水が数滴しかかからなかった”という人もいれば、“びしょびしょになった”なんて声も聞こえてくる。
なお、3月5日(土)からシネマサンシャイン平和島では、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で好評を博した4DXのシートモーションのレベルを最大にした“エクストリーム上映”の開催も決定。さらなる過激な演出に乗り物酔い寸前の体験ができそうだ。
現在稼働中の27スクリーンに加え、3月5日からは6スクリーンが追加され、日本で稼働中の全4DXシアターで『ガルパン』が上映される。ただ、座席予約を巡って映画館のサーバが落ちるほどの激しいチケット争奪戦になっているので、しばらく様子を見るのが正解かもしれない。【トライワークス】