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故マイケル・ジャクソン落札のオスカー像が行方不明に

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故マイケル・ジャクソン落札のオスカー像が行方不明に

2009年に50歳の若さで急死したマイケル・ジャクソンが、1999年にオークションで競り落としたオスカー像が、行方不明になっていることがわかった。

映画に情熱を注いでいたと言われるマイケルは、1940年に第12回アカデミー賞作品賞を受賞した『風と共に去りぬ』(39)のオスカー像を、154万ドル(約1億7730万円)でサザビーズのオークションで落札した。オークション前の見積額では30万ドル(約3400万円)以上の価値があると言われていたが、その額はオスカー像の競売としては最高額となっており、マイケルにとっては宝物だったはずだ。ちなみに、映画芸術科学アカデミー協会が定めた新たな規律では、オスカー像の競売は禁止されているが、1940年の時点では、競売は認められていた。

そのオスカー像が、マイケルが生前に、3人の子供たちと暮らしていたカリフォルニアのネバーランド及び、亡くなった際に暮らしていたロサンゼルスの家の敷地内から消えてしまったという。

「マイケルの死後すぐに、彼の資産は不動産の遺言執行者の管理下に置かれていたはずなのですが、『風と共に去りぬ』の名前が刻まれたオスカー像が、物置も含めた敷地内のどこにも見当たらないそうです。この像は、マイケルの子供たちの所有物になるので、ある時点で見つかるだろうと希望を持っています」とマイケルの代理人がハリウッド・レポーター誌に語っている。

2002年に作成されたマイケルの遺言書によれば、マイケルの3人の子供たちプリンス・マイケル(19)、パリス(17)、ブランケット(14)と母親のキャサリーン・ジャクソンが、資産の受取人となっている。

現在ネバーランドは、1億ドル(約113億円)で売りに出されている。【 NY在住/JUNKO】

 

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