オスカー受賞のレオ、親友のK・ウィンスレットを無視?
現地時間の2月28日に第88回アカデミー賞授賞式が開催され、大方の予想通り、レオナルド・ディカプリオが、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作『レヴェナント: 蘇えりし者』で見事主演男優賞を受賞した。
今回は、5度目の正直となる悲願のオスカー受賞とあって、多くのファンのみならず業界人たちもレオの受賞を予測し、また望んでいたが、もしかしたらレオ以上に受賞を喜んだのは『タイタニック』(97)の共演者ケイト・ウィンスレットだったに違いない。
それゆえに、受賞の瞬間に、ケイトがレオに飛びついてどんなリアクションをするのかが注目の的となっていたが、ふたを開けてみればレオは、ケイトをスルーしてさっさと登壇してしまったのだ。
昨年の主演女優賞受賞者であるジュリアン・ムーアがレオの名前を呼ぶなり、座っていた最前列の席から立ちあがって前に出たケイトは、レオと喜びを分かち合う気満々に映っていたようで、視聴者からは、「可愛そうなケイト」「ケイトの片思い」「ケイトは肩透かしを食らっちゃったみたい」と同情を寄せている。
今年は、名前を連ねる受賞スピーチを禁止ていたが、掟破りの受賞者がいたこともあり、例年に漏れず、メインとなる監督賞の発表辺りで既に時間がオーバーしていたのは事実だ。レオが、隣に座っていた母親とハグしただけだったのは時間短縮のためだったのかもしれないが、「地球の温暖化を訴えるレクチャーのようなスピーチは、時間が過ぎてもカットされなかったため、レオは言うべきことを言うためにケイトとのハグの時間をカットしたのではないか」とも言われている。
また、レオの受賞スピーチ中に、ケイトが両手を合わせて涙ぐみながらレオを見入っている姿もブラウン管に映し出されたが、隣に座っていた夫のネッド・ロックンロールが同じポーズと表情でレオを見守っていたことも、ツイッターで話題となっている。
もちろん受賞後に、喜びを分かち合った二人。会場からもスタンディングオベーションで迎えられたレオには、受賞の祝福のツイートも殺到しているようで、満を持しての受賞と言えそうだ。【NY在住/JUNKO】