萬田久子、「人懐っこい」ディーン・フジオカがお気に入り
94歳にして、今なおニューヨークのカルチャーシーンに影響を与えるアイリス・アプフェルに迫ったドキュメンタリー『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』(3月5日公開)。本作のトークイベントが3月3日に蔦屋家電で行われ、萬田久子がゲストとして登場し、女性として生きる極意を語った。
この日、アイリスをイメージしたファッションを自身でスタイリングし、登場した萬田。首にはネックレス、両腕にはブレスレットを重ねづけしているため、「重いんです。明日はマッサージ(の予約)を取っています」と本音を漏らした。パートナーが亡くなり、現在は恋人もいないという萬田だが、「男性が変わるとファッションも変わる」と振り返った。
アイリスの生き様を「人生を楽しんでいらっしゃる。旦那様のカールが彼女といて、“美しい旅をしているような人生を送らせてくれた”と。ある意味ふたりとも哲学をお持ち」と印象を語った。「人生は舞台」という萬田。女性が働き続けるのは男性の了解や支えが必要なことから、「男性は美化委員、風紀委員」と表現した。
女性が輝き続ける秘訣は「恋。好きな人がいるっていうのはワクワク、ウキウキするので必要」といい、現在恋人はいないというものの、自身の恋愛について問われると「ずーっと好きな人はいる」と明かした。NHK朝の連続ドラマ小説で共演し、「人懐っこい」というディーン・フジオカが最近はお気に入り。顔合わせで隣になった際は「この子、いいなと思った」と、ディーンの魅力を見抜いていたようだ。数日後には打ち上げが予定されており、「会うのが楽しみ」と心を弾ませた。
現在94歳にして現役の実業家、アイリス。彼女の、個性的なセンスやキャリア術が明らかとなる本作。自由で楽しく生きること、サクセスの極意を学んでほしい。【Movie Walker】