上戸彩、『ズートピア』の声優に。「家族に自慢したい」
全米でディズニー・アニメーション史上ナンバー1のオープニング興行成績をマークした『ズートピア』(4月23日公開)で、バイロン・ハワード監督とリッチ・ムーア監督、プロデューサーのクラーク・スペンサーが来日。日本語吹替版を務めた上戸彩と、サバンナの高橋茂雄と共に、3月24日にザ・リッツ・カールトン東京で開催された来日記者会見に登壇した。
上戸は「お話をもらったのが、昨年夏に、新しい家族が増えた時で、家族に自慢しようと思い、ありがたい気もちと共に受けさせていただきました」と笑顔でコメント。高橋は「職業柄ドッキリやなと思った(苦笑)。本当に声を入れる時に実感が湧き、本当にうれしかったです」と喜んだ。
『ズートピア』は、動物たちが人間のように暮らす文明社会“ズートピア”を舞台に、警察官となったウサギのジュディが奮闘するという感動作。バイロン・ハワード監督たちは、1年半かけて動物たちをリサーチし、リアルなキャラクターを作り上げたと言う。
「視察でケニアに行った時、同じ水飲み場で、ライオンやガゼル、シマウマが隣同士で水を飲んでいた。捕食する動物と捕食される側の動物が共存している世界はどういうものかと考えたんだ」。
リッチ・ムーア監督も「野生の動物たちの見た目や動き、仕草をきっちり作り出していったよ。人間のような感情をもつキャラクターと、自然界の動物たちを融合させたとってもユニークなものになったと思う」。
動物たちの楽園を描いていることにちなみ、指揮者オカピ率いる金管五重奏の楽団、ズーラシアンブラスも登壇。主題歌「トライ・エヴリシング」を演奏し、イベントを盛り上げた。【取材・文/山崎伸子】
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