カンヌ映画祭でもプリンス追悼へ
カンヌ国際映画祭が、4月21日に57歳でこの世を去ったプリンスの追悼を今年の会期中に行う予定を発表した。
5月11日から開催される第69回カンヌ国際映画祭が、どのような形でプリンスの追悼を行うのかは発表されていないが、プリンスは1980年代に『パープル・レイン』(84)、『プリンス アンダー・ザ・チェリー・ムーン』(86)に主演しただけでなく、映画のサウンドトラックも手掛けて来た。それらの中には1996年の同映画祭で上映されたスパイク・リー監督の『ガール6』(95)や、ティム・バートン監督の『バットマン』(89)も含まれている。
「プリンスへの追悼が行われるでしょう。それ以上の情報は今はわかりません」と同映画祭のスポークスパーソンがHollywood Reporter誌のサイトに話している。
プリンスは『パープル・レイン』のサウンドトラックで第57回アカデミー賞の歌曲・編曲賞を受賞している。
プリンスは生前、自分の色は紫だと語っていた。彼の死亡が伝えられると、エッフェル塔やナイアガラの滝など世界各地の名所が紫にライトアップされて彼の死を悼んだ。カンヌの追悼でも紫色がどこかに使われる可能性があるだろう。【UK在住/MIKAKO】
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