羽生結弦の殿様姿も話題に!痛快時代劇が好調スタート

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羽生結弦の殿様姿も話題に!痛快時代劇が好調スタート

GWから依然としてアニメ作品が好調を見せている中、5月14日・15日のランキングは、話題の日本映画2本がランクイン。互いに拮抗したオープニング成績で上位に食い込んだ。

造り酒屋の十三郎を演じた阿部サダヲ
造り酒屋の十三郎を演じた阿部サダヲ[c]2016「殿、利息でござる!」製作委員会

まず2位にランクインしたのが、ヒットメーカーの中村義洋監督と主演・阿部サダヲがタッグを組んだ時代劇『殿、利息でござる!』。殿様を演じた羽生結弦選手のゲスト出演という話題性もさることながら、本作のキモとなるのは、町民たちが団結し、さびれた宿場町を復活させるといういわば“一発逆転”のサクセスストーリー。

江戸時代の実話を基にした歴史劇ながら、その痛快さが幅広い観客層の支持を得たようで、土日2日間で動員15万9690人、興収1億9488万1200円を記録。好調な滑り出しとなった。

【写真を見る】羽生結弦の殿様姿はこちら
【写真を見る】羽生結弦の殿様姿はこちら[c]2016「殿、利息でござる!」製作委員会

続いて、ヒューマンドラマ『世界から猫が消えたなら』が、動員14万1691人、興収1億8470万9900円で3位にランクイン。本作で何より注目なのは、余命わずかと宣告された郵便配達員の“僕”と“悪魔”の二役を演じた佐藤健の存在だ。

優しい“僕”と対照的な“悪魔”の2役を演じた佐藤健
優しい“僕”と対照的な“悪魔”の2役を演じた佐藤健[C]2016 映画「世界から猫が消えたなら」製作委員会

同名ベストセラー小説の原作者にして、映画プロデューサーである川村元気に、「僕と悪魔というシリアスとコミカルの両方の演技ができるのは、佐藤健しか思い浮かばなかった」とまで言わしめた佐藤。ファンタジックな世界観にありながら、リアルな共感を呼び起こす彼の存在感は必見といえるだろう。

僕の“彼女”を宮崎あおいが演じる
僕の“彼女”を宮崎あおいが演じる[C]2016 映画「世界から猫が消えたなら」製作委員会
鈴木亮平の鍛え上げられた肉体が再び!
鈴木亮平の鍛え上げられた肉体が再び![c]あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会

また、鈴木亮平がパンティを被る“変態仮面”を再び演じた『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』も公開され、13位に滑り込んだ。【トライワークス】

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