ざわちん、いじめられた過去を告白「メイクと出会い、強くなれた」

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ざわちん、いじめられた過去を告白「メイクと出会い、強くなれた」

本年度アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネートされた『ブルックリン』(7月1日公開)の公開直前トークイベントが、6月28日に神楽座で開催。お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァと、モノマネメイクで知られるざわちんが登壇した。ざわちんは、幸せ絶頂の平愛梨のモノマネメイクで、ゆりやんは主演のシアーシャ・ローナンのように、50 年代ファッションをまとい、ざわちんにメイクされて登場した。

ざわちんは、『ブルックリン』の主人公エイリシュと自分はすごく似ていると言う。「内容自体が自分とそっくりでした。私もフィリピンにお姉さんがいますし。映画を観て5回くらい泣きました。また、ラブストーリーも同じで、私も初めての彼氏が遠距離恋愛でした」。

ゆりやんは「私も自分に置き換えられる話でした」と共感する。「私も姉が遠くにいます。また、仕事で3か月間、ニューヨークのブルックリンにいました。私はいままで誰ともつきあったことがないんですが、ニューヨークシティで好きな人ができました。帰る1週間くらい前に、自由の女神が見える公園でちょっとだけチューしてもらいました」。

また、人生で成長できた出来事について聞かれたざわちんは、小学校3年生の頃、いじめられていた経験について告白。「見た目だと思いますが、すごくコンプレックスでした。それを改善するためにメイクと出会ったら、だんだん自信がついていきました。それが1つ目です。2つ目は、この芸能界に入ってから、たくさんいろんなことを学び、たくさんの人に支えられたことです。そこで頑張ろうと思って強くなりました」。

続いて、ゆりやんがざわちんと同じく「私もいじめられていました」と語り、そのいじめを克服した武勇伝と、今回、頑張ってカラーコンタクトを入れたという2つのエピソードを披露して笑いを取った。

『ブルックリン』は、1950年代を舞台に、アイルランドの田舎町からニューヨークのブルックリンへと移住した女性の波乱の生涯を描くヒューマンドラマ。ニューヨークへ渡り、人生を切り開いていくヒロインをシアーシャ・ローナンが演じる。【取材・文/山崎伸子】

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