アメリカで絶賛の嵐!新海誠最新作『君の名は。』が世界初上映
『秒速5センチメートル』(07)などで知られるアニメーション映画監督・新海誠の待望の最新作『君の名は。』(8月26日公開)がついに完成。アメリカ・ロサンゼルスで開催中の北米最大のアニメコンベンションAnime Expo 2016において、世界初上映となるワールドプレミアが開催された。
米「Variety」誌が選ぶ「2016年に注目すべきアニメーター10人」の1人に日本人で唯一選出されるなど、全世界で注目を集めている新海監督。上映会場となったLos Angeles Convention Center hallには、熱狂的なファンが数多く詰めかけ、開場前から長蛇の列に。そんな地元ファンの熱気に包まれながら監督が「3年間かけて全身全霊で作りました。4日前に完成したばかりの作品です。皆さんが世界で最初に観るお客さんです」とコメントし、場内のボルテージは最高潮に!
本編上映が始まると、圧倒的な映像美に感嘆の声をあげる観客が続出。エンドロールが流れるとともに超満員の3400名の大観衆から、5分を超えるスタンディングオベーションが新海監督に贈られた。また上映後の観客からは「1分1秒たりとも見逃せない!」「心を鷲掴みにされた」「ファーストシーンから涙が止まらなかった」と多くの観客から好評を得た。
さらにパネルディスカッションでは、感極まって涙ながらに監督に想いを伝えるファンの姿も。サイン会でも、受付5時間前からサインを求めるファンが殺到し、1時間の予定のサイン会を急遽2時間に延長するほどの大盛況を見せた。
そして今回のワールドプレミアに引き続き、北米での配給も決定。文字通り“世界のシンカイ”となった新海誠監督の最高傑作が、今後日本のみならず世界中を席巻すること間違いなし!【Movie Walker】