名作・傑作“日本代表”アニメが海外映画祭で大特集!
8月5日より開催される第62回ロカルノ国際映画祭。16日(現地時間)にイタリア・ミラノのスイスセンターにて行われた記者会見で、映画祭の作品ラインナップが発表され、“目玉企画”として開催される日本アニメーション特集「Manga Impact」の内容も明らかにされた。
この企画はまさしく日本が世界に誇る“ジャパニメーション”のリスペクト企画。「Manga Impact」のキュレーターによると、「このプロジェクトでは特に、70年代半ばに日本アニメがヨーロッパ(特にフランス、イタリア、スペイン)に与え、その後、全世界に広まった衝撃を見せることを目的にしています」とのこと。「日本アニメの多様性や複雑さを表わす正しい形とは何かを模索する挑戦」と本特集を位置づける。
気になる上映作品は、『白蛇伝』(58)のような古典から、テレビから生まれた作品、そして『AKIRA』(88)、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)、『千と千尋の神隠し』(01)など国際的な成功を得た近年の作品が揃った。また、日本アニメが海外の世界に与えた影響の好例である映画『キル・ビル』(03)なども含まれている。
60本以上の新旧アニメが集結するこの企画。どれだけ知ってるか、ラインナップを眺めるだけでも楽しい。【MovieWalker】
■作品ラインナップ(順不同)
『白蛇伝』『哀しみのベラドンナ』『ジャングル大帝』「どろろ」「リボンの騎士」『千夜一夜物語』『長靴をはいた猫』『クレオパトラ』「ふしぎなメルモ」「未来少年コナン」『銀河鉄道999』「鉄腕アトム」『サイボーグ009劇場版超銀河伝説』『宇宙海賊キャプテンハーロック:劇場版わが青春のアルカディア』「装甲騎兵ボトムズ」『はだしのゲン』『風の谷のナウシカ』『カムイの剣』「ダーティペア」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「シティーハンター」『AKIRA』「ドラゴンボールZ」『機動警察パトレイバー2 the Movie』「ドラゴンボールGT」「天空のエスカフローネ」『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』「少女革命ウテナ」「青の6号」『人狼 JIN-ROH』『PERFECT BLUE』「GTO」『カウボーイビバップ 天国の扉』『メトロポリス』『千と千尋の神隠し』『キル・ビル Vol.1』「LASTEXILE」『アニマトリックス』「ブラック・ジャック」「爆裂天使」「蟲師」『死者の書』『鉄コン筋クリート』『秒速5センチメートル』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』『伝説巨神イデオン・発動篇』「聖戦士ダンバイン」『太陽の王子 ホルスの大冒険』『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョ となりの山田くん』『アズールとアスマール 』『ブラスレイターSPECIAL EDITION』『GANTZ -ガンツSPECIAL EDITION』『DAICON?』『王立宇宙軍 オネアミスの翼』「ふしぎの海のナディア」『おたくのビデオ』「新世紀エヴァンゲリオン」『フリクリ』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』『天元突破 グレンラガン』