洋画ファンのマニア心に突き刺さる!?真夏の珠玉の映画特集をチェック!
ハリウッドの王道をゆく話題作から激レア作品まで、多彩なラインナップを途中CMなしで24時間放送している洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」。特に、夏休み・お盆シーズンで家族が勢ぞろいする8月は、濃ゆい特集企画がてんこ盛り!そこで、映画ファンなら見逃せない企画をピックアップして紹介したい。
まずは、王道中の王道!週末の20時55分から始まる「ザ・シネマ」の目玉枠が「プラチナ・シネマ」。8月は、4週連続で『ハリー・ポッター』シリーズ4作品を放送。土曜日は字幕版、日曜日は吹き替え版という気の利かせようがなんとも憎い。
また、8月27日(土)にはシリーズ4作品の一挙放送に加え、連動企画「ハリー・ポッターとそのスターたち」も。大人になったダニエル・ラドクリフ(『ディセンバー・ボーイズ』)やエマ・ワトソン(『ブリングリング』)の主演作が用意されているあたりもポイントだ。
また、お盆向けの特別編成として8月11日(木)~15日(月)は「ザ・シネマ夏休みスペシャル5DAYS」と銘打ったプログラムが続々!トップバッターとなる8月11日(木)には、『エルム街の悪夢』(10)など5本が一挙放送される「真夏のホラー」企画が用意されているほか、8月15日(月)には「終戦の日に送る戦争映画」といったお盆に欠かせない企画も。
一方で、ガラリと表情を変えるのが、真夜中のプログラムである「シネマ解放区」。8月はDVD化されていない『さすらいの航海』(76)や『ウッドストックがやってくる!』(09)、DVDが廃盤になった『最後の晩餐』(73)などを放送。中古VHSの値段が高騰したりと、今では見ることの困難な作品をチェックする絶好の機会。平日の深夜から朝6時までというボンクラ向け(!?)の放送時間だが、そのレア度を考えたら無理をしてでも見て欲しい。
また、「吹き替えは文化だ!」と声も高らかに、懐かしの日本語吹替版を放映するのが「厳選!吹き替えシネマ」。8月の1・2週目には追加録音ノーカット版DVDが初オンエアとなる、『夕陽のガンマン』(66)と『続・夕陽のガンマン』(67)がラインナップ。かつて子どもの頃、21時から放送されていたテレビの洋画劇場……そんな懐かしい気持ちで、イーストウッドの勇姿を見届けたい。
これ以外にも、アメリカンコメディや世界のアートフィルム、カルトムービーを特集したりと、ラインナップを見るだけでも胸躍る企画が「ザ・シネマ」にはとにかく多数!暑い日が続く8月、熱中症を回避すべく(!?)家にこもって映画とともに過ごしてみてはいかが?【Movie Walker】