アンジーとブラピ、亀裂の発端は性的不一致か?
世紀のカップルと言われた大スター、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが破局を迎えた。
アンジェリーナとブラッドが出会ったのは2004年。『Mr.&Mrs.スミス』(05)での共演を機にお互い一目ぼれし、交際を始めた。しかし、ビッグカップルの誕生に、「ありえない!」というハリウッドの常識から、常に破局の危機が伝えられてきた。
しかしアンジェリーナとブラッドは2014年8月、ついに結婚。ブラッドはアンジェリーナと交際を始めた当初、ジェニファー・アニストンと結婚していたため、「略奪者アンジーVS略奪されたかわいそうなジェニファー」という記事がタブロイド誌を賑わせていたが、6人の子供たちと共に、幸せオーラをアピールしている2人に、もはや破局説は無意味な報道になっていた。
またアンジェリーナとブラッドの絆を深めるものとして、2013年5月にアンジェリーナが両乳房切除及び再建、2015年3月には卵巣及び卵管を摘出。子供たちと夫ブラッドのために長く生きる決意を表明し、またブラッドの献身的なサポートも話題になった。
しかし再び、度重なるケンカ報道が勃発。アンジェリーナが手術によって更年期障害の症状に陥ったことも加わって、自身の監督作を撮影中に発覚したアンジェリーナの浮気、またブラッドの浮気報道で、離婚の危機が伝えられてきた。特にブラッドは今年3月から、『マリアンヌ』(2017年2月公開)で共演したマリオン・コティヤールとの浮気や、それが原因といわれているアンジェリーナの激ヤセが立て続けに報じられたが、マリオンの友人はブラッドとマリオンの浮気を否定している。
「2人が離婚に至った経緯は単純ではありません。しかしアンジェリーナの手術が大きく関係していると思われます。アンジェリーナは子供をもち、婦人科系の手術をすることで母として、妻として生きることを決意しました。アンジェリーナは度々難民キャンプを訪れ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使として、最近もニューヨークで演説を行ったばかりです。はっきり『女優業はさまざまな活動や生活費を稼ぐ手段であり、引退を考えている』と言っていたように、アンジェリーナは、社会派としての監督業や社会活動への関心がどんどん強くなり、のめり込む一方で、ハリウッドには飽き飽きしています」
「一方のブラッドは、アンジェリーナの人道支援などには賛同してますし、子煩悩でいい父親ですが、まだまだ映画は作りたいと思っていますし、お酒にタバコ、大麻など、いわゆるハリウッドの風習をそのまま続けているんです。またアンジェリーナとはロマンティックな関係でいたいと思っていますが、手術後のアンジェリーナは男女の関係を拒んでいたといわれています」
「理解はしていたブラッドですが、アンジェリーナの関心は子供たちと難民問題などに注がれ、妻としてのアンジェリーナは感じられなくなっていたようです。そんななか、昨年アンジェリーナに監督作を撮影中のカンボジアで謎の男性と浮気したという報道があり、それを疑ったブラッドが、カンボジアに飛んだといわれています。」
「一方でブラッドは、ロシア人の売春婦との関係や同性愛疑惑、共演者女優との浮気報道まで浮上していました。昨年ブラッドの目の周りにアザがあったのはアンジェリーナとのケンカが原因ではないかと言われていたほどです。ブラッドは転んだと言ってましたが、アンジェリーナはケンカを否定していませんでした」
「ブラッドが、アンジェリーナの父ジョン・ヴォイトと仲良くしているのもアンジェリーナは気に入らなかったようです。ジョンは典型的なハリウッド男性で、母親を浮気によって悲しませた男性です。アンジェリーナに子供ができてからは少し交流していますが、ブラッドが好んでジョンと会っていたりするのを見て、アンジェリーナはブラッドの中に自分の父親を見てしまったのかもしれません」と関係者がナショナル・エンクワイラー紙などに語っており、まさに性と性格の不一致がお互いの亀裂を深めていったようだ。【NY在住/JUNKO】