野村周平×黒島結菜が初共演!「サクラダリセット」実写映画化
12年に全7巻でシリーズ完結した河野裕の青春ミステリー小説「サクラダリセット」が前後篇2部作で実写映画化され、17年春より連続公開されることが決定。『ちはやふる 上の句・下の句』や月9ドラマ「好きな人がいること」で話題沸騰中の野村周平が主人公を、ドラマ「時をかける少女」での瑞々しい演技が記憶に新しい黒島結菜がヒロイン役を務めることが明らかになり、2人からのコメント動画も到着した。
「サクラダリセット」は、住人の半数が特別な“能力”を持つ街・咲良田(サクラダ)を舞台に、能力者の少年少女たちが様々な事件に直面する姿を描いた物語。能力を巧みに組み合わせた非凡なストーリーと、それぞれの信念を持ちつつもどこか脆い部分がある魅力的なキャラクターたちが人気を博した作品だ。今回、野村は過去に体験したことを決して忘れない「記憶保持」能力を持つ高校生・浅井ケイに、黒島は世界を最大3日分巻き戻す「リセット」能力を持つ春埼美空に扮し、「リセット」の影響を受けて死んでしまった同級生・相麻菫を再生しようとするストーリーが展開する。
映画主演5作目にして2部作の巨編に挑むことになる野村は「2部作の主役ということもありセリフも多く、特別な能力の持ち主という今までに演じたことがない役柄なので、挑戦的な部分もあるし、頑張りたいです」と意気込みを見せ、黒島も「最近元気で明るい役が多かったのですが、今回はおとなしくて控えめな女の子を演じます。ケイの隣に寄り添うように、安心してもらえる存在でいられたらいいなと思います」とコメント。2人の他には平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里らフレッシュな俳優陣が顔を揃えており、『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋監督がメガホンをとる。
さらに、TVアニメーション企画が進行中ということも明らかに。シリーズ完結後も根強く支持され続けてきた原作も、大幅な修正を加えた新装版が7か月連続刊行されることが決定している(9月24日~毎月25日発売)。コミカライズ、ノベライズも巻き込んだ多面展開のメディアミックスプロジェクトから、ますます目が離せない。【Movie Walker】