ナオミ・ワッツ、11年間の事実婚にピリオド
実力派女優として知られるナオミ・ワッツが、リーヴ・シュレイバーと、約11年間の事実婚関係にピリオドを打ったことが分かった。
2人はピープル誌に対し、「数か月にわたる話し合いの末、家族として前に進んでいくためには、別れることが最善の方法だという結論に至りました。私たちは愛と敬意、友情の気持ちをもって、一緒に子供たちを育て、私たちの関係において新たなフェーズを模索していくことを楽しみにしています」「皆様の好奇心やサポートに感謝する一方で、プレスの方々には、私たちの子供たちのことを心にとめていただき、プライバシーを尊重していただけるようお願いします」との共同声明を発表した。
2人は、2005年にニューヨークで行われたMETガラで知り合い、すぐ交際に発展。ナオミがハンサムでマッチョなリーヴに一目ぼれしたようで、「珍しく自分からアクションを起こしたのよ。私はすぐロサンゼルスに帰らなきゃいけなかったの。でも理由をつけて、彼に会うためニューヨークに行ったのよ」とナオミは当時の様子を語っていた。ナオミとリーヴはその後結婚はしなかったものの、2人の男の子を授かり、ニューヨークを拠点に事実婚を続けてきた。
ナオミとリーヴはセントラルパークなどで、しばしば家族の仲睦まじい様子が目撃されていた一方で、これまでにも何度か破局説が流れていた。ナオミが、『21グラム』(03)でオスカーにノミネートされて頭角を現す一方で、リーヴのキャリアが今一つだったこともあり、2人の格差が原因と言われていたが、ナオミはお互いにサポートしながら子育てと仕事を両立させていることを強調していた。
しかしナオミは今年3月に「私たちにもいろいろあるわ。でも何の問題もないカップルなんているのかしら。私は聞いたことがないわ。女優であっても、普通の人たちと何も変わらないの」と、リーヴとの関係になんらかの問題があることも示唆していた。
関係者の話によると、声明通り2人はしばらく問題を抱えた状態だったようだが、今月初めに共演作『The Bleeder(原題)』プロモーションのため、手をつないでトロント国際映画祭のレッドカーペットに登場。9月13日には2人で子供を学校に連れていく様子が目撃されており、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの離婚報道に続き、まさかの電撃破局となった。【NY在住/JUNKO】