伝説のSF作品『ガス人間第1号』ってどんな映画?

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伝説のSF作品『ガス人間第1号』ってどんな映画?

『ゴジラ』(54)と並ぶ、東宝の伝説的SF映画『ガス人間第1号』(60)という作品はご存知だろうか?

本作は、人体実験により「ガス人間」になってしまった男と、美しいヒロインの悲恋を描いた物語で、人間がガス化していくシーンや衝撃的な結末、そして“日本舞踊”という日本的な世界を扱っているため、海外の映画ファンをも魅了した秀作として知られている。

また、そのSF的な珍奇さと共に、異形な姿になってしまった男と憧れの女性との“純愛ラブ・ストーリー”としての側面も、公開当初より高く評価され続けているポイントでもある。

その「ガス人間〜」がこの秋、舞台になって復活する。舞台設定を現代に移した舞台版は、映画『パコの魔法の絵本』(08)の元となった舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人」の後藤ひろひとの脚色・演出により高橋一生、中村中、中山エミリ、水野久美、伊原剛志らが出演。南海キャンディーズの山里亮太らお笑い芸人も出演し、ラブ・ストーリーながらコメディ要素もあるエンターテインメントになりそうだ。

日本特撮映画の秀作が舞台版でどのように料理されるのか。オリジナルの映画版を観たことのない人こそ新鮮に映るかもしれない。チケットは8月22日(土)より販売開始。公演は10月3日〜31日までシアタークリエにて実施。【トライワークス】

■ガス人間第1号
販売元:東宝株式会社
価格:4725円(税込)
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