小松菜奈と菅田将暉、「壁ドン」ではなく「海ドボン」に爆笑

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小松菜奈と菅田将暉、「壁ドン」ではなく「海ドボン」に爆笑

ジョージ朝倉の同名コミックを映画化した『溺れるナイフ』(11月5日公開)の完成披露試写会が、10月18日に有楽町朝日ホールで開催。小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平、山戸結希監督が舞台挨拶に登壇した。小松が「(演じた)夏芽にとっても私自身にとっても、17日間という撮影期間は特別なものでした」と言うと、菅田も「代表作だと思っています」と力強く語った。

舞台挨拶では、それぞれの名シーンについてクロストーク。菅田は小松と海に入るシーンについて「台風直前の海で荒れてたりして。でも、水をかけ合ったりしないといけなくて」と振り返ると、小松も「寒かった。また、制服なので(水の中で)重いんです。お芝居するのがかなり大変でした」と激白。

菅田が「1日飛び込むという練習もしました」と言うと、重岡が「普通、青春映画やったら壁ドンやけど、これは海ドボン」と言うと会場は大爆笑。菅田は「お前すごいな」と感心した後「『溺れるナイフ』を象徴するシーンです」とアピールした。

山戸監督は「2016年は素晴らしい映画がたくさん生まれているなか、この映画は何が負けないんだろうと考えました。それで心から思えるのが、いまの女の子の心に寄り添おうとしたところだと。それは人類で作られた宇宙上のどの映画にも負けないと思っています」と熱い思いを口にした。

『溺れるナイフ』は、危うい10代の恋と衝動を描くエッジのきいた青春ラブストーリー。田舎町へ引っ越してきた人気モデル・望月夏芽(小松菜奈)が、容姿端麗な青年・長谷川航一朗=コウ(菅田将暉)と出会い、強烈に惹かれ合う。『5つ数えれば君の夢』(14)や、乃木坂46のPVを担当した新鋭監督・山戸結希がメガホンをとった。【取材・文/山崎伸子】

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