小林聡美が映画『プール』で作詞作曲、ギター、歌まで初トライづくし
『めがね』(07)の小林聡美、加瀬亮、もたいまさこが再度共演し、タイのチェンマイでロケを行った『プール』(9月12日公開)の舞台挨拶が9月2日に実施。本作で小林聡美は、劇中の歌を自ら作詞作曲し、さらにギターと歌に初めてトライしたという!
小林聡美が扮した京子は、劇中でギターを弾きながら歌う。特にギターは必死に練習したが、指を痛めたりと相当苦労した模様。「人前でやるのは初めてだったので緊張しました。ギターもこのために前もって練習したんですが、弦を弾くのって大変だなと。こんなに過酷なものだったのかと」
舞台挨拶で登壇したのは、小林聡美、加瀬亮、もたいまさこ、伽奈と、メガホンをとった大森美香監督。それぞれにタイのロケを楽しんだようで、もたいまさこは「タイの料理が本当においしくて」と絶賛。小林も「見たことのない野菜もいっぱい食べました。辛さも調節できるみたいだったのでよかったです」と語り、加瀬も辛いもの好きなので、とてもおいしく味わったとのこと。
また、このなかでフレッシュなムードメーカーぶりを発揮していたのは、本作で演技初挑戦の人気モデル・伽奈。「緊張してましたが、今になって思うと楽しかったなと」と、紅潮しながらコメント。
大森監督も「タイで、日本人スタッフとタイ人スタッフと混じったなかで作らせていただきましたが、考えていた以上の作品になりました」と満足気な表情で本作をアピール。タイの心地よい空気感と、個性派俳優陣のハーモニーが心に潤いを与えてくれそうな映画だ。【Movie Walker/山崎伸子】
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