キャサリン妃がヴォーグ誌の表紙でカジュアルファッションだったワケ
創刊100周年を迎えた英ヴォーグ誌6月号の表紙に登場したキャサリン妃。彼女のファッションがカジュアルだったとして賛否両論を巻き起こしたが、そのファッションチョイスについてヴォーグ誌の編集部は裏話を披露している。
緑色のパナマ帽にバーバリーの茶色いスエード製トレンチコートと白いシャツを身につけた笑顔のキャサリン妃が表紙を飾り、英ヴォーグ誌6月号は今年一番の売り上げを記録する人気ぶりだった。しかし一方で、ファッション・アイコンとして名を馳せているキャサリン妃には、高価でファッショナブルなドレスを期待していた人たちも多く、期待を裏切る結果にもなっていた。
それについてヴォーグ誌の編集者であるアレクサンドラ・シャルトンは、「彼女の代弁はできませんが、私の経験から感じたことをお話ししますと、キャサリン妃は、自分が快適でいられることを大切にしていらっしゃいます。彼女は決して着道楽な人ではありません。また、ただ黙って言われるがままに高価なドレスを着るマネキンタイプの女性でもないんです。彼女はそういった思いをこの表紙に反映させたかったのだと思います」
「過去にも表紙の依頼をしましたが断られていますし、ほかの雑誌もキャサリン妃に表紙を飾ってほしいと思っているはずですが、なかなか実現しないことです。今回は英ヴォーグ誌が100周年ということで英王室をフィーチャーしたいと考え、その願いを受け入れてくださいました」とTVのインタビューで語った。
表紙を飾ったキャサリン妃のファッションについては、当初1991年に同誌の表紙を飾った義理の母である故ダイアナ妃と比較され「ダサイ」「あか抜けていない」「田舎くさい」「カジュアルすぎる」という冷めた声が多くあがっていた。
そのためアレクサンドラのインタビュー内容について、「自己防衛?」「キャサリン妃の考えで決めたファッションだからダサいと言いたいのか?」「まるで自分たちに非はないと言い訳しているみたい」とネットユーザーたちからは非難の声が寄せられている。【NY在住/JUNKO】