戸田恵梨香、「彼氏にするなら…」と意外な人物を指名

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戸田恵梨香、「彼氏にするなら…」と意外な人物を指名

山田孝之、戸田恵梨香らが出演したコメディ・エンターテインメント『大洗にも星はふるなり』(11月公開)がこのたび完成し、都内某所で舞台となる海の家を模した取材会見が行われた。

本作はクリスマス・イヴに海の家へ集まった7人の男たちが、憧れのマドンナの愛を巡り、妄想を繰り広げる物語だ。山田、マドンナ役の戸田をはじめ、山本裕典、ムロツヨシ、小柳友、白石隼也、安田顕、佐藤二朗が劇中の衣装で登場。テレビの「33分探偵」や「堂本剛の正直しんどい」で知られる人気脚本家にして構成作家、福田雄一監督も、出演者に合わせてアロハで現れた。

全編のほとんどが男たちのやりとりであるこの映画。山田孝之が「撮影の合い間には男子校でするような会話ばかりしていました」と口火を切ると、「要するに下ネタです。下ネタ、下ネタ、たまに芝居の話、また下ネタ」と、年長の佐藤二朗がたたみ掛けるようにコメント。すると安田顕が「佐藤さんは本番で絶妙にオナラをして、雰囲気を和ませちゃうんですよ。なんかうらやましかった!」と、密かに狙っていたムードメイカーの座を奪われた口惜しさを真顔で語って会場を爆笑させた。

小柳友が「佐藤さん、安田さん、ムロさん、山田さんは、もうアドリブなのか芝居なのか側で見ていても分からなくなって、圧倒されました。僕、演技しながら本当に何度か笑っちゃったんです」と言うと、山本裕典が「でも一番笑っていたのは監督です。笑い声が大きすぎてカットが入ったし」とツッコミを入れて監督を苦笑させた。

また、取材陣から「監督も入れてこの中で実際に付き合うとしたら?」と質問された戸田恵梨香は、なんと大方の予想を裏切り(?)、「ちょいワルマスター役の佐藤二朗さんでお願いします!」と大穴のコメント。「でもこの人、おなら臭いよ!」「『ごくせん』のダメ教師だよ!」と共演者から野次られながら、佐藤二朗は満面の笑顔。

監督は「こんな感じで本編の方も笑っていただけたら、嬉しいです」と、会見を締めくくった。恋に不器用な男たちの純情と妄想が炸裂する『大洗にも星はふるなり』は、女心がわからない男子と、そんな男子をかわいいと思う女子たちにおすすめだ。【取材・文/皆川ちか】

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