1920年公開の映画 353作品
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「エル・ドラドオ」に先んじて製作されたゴーモン社パックス映画で、バルザックの短編『海辺の悲劇』を映画化したもので、ブルターニュの漁村を背景として父と子の人間悲劇を描く。マルセル・レルビエ氏が脚色監督。···もっと見る
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「カルメン(1918)」の脚色をしたハンス・クレリ氏と、監督をしたエルンスト・ルビッチュ氏とが、原作及び脚色をし、ルビッチュ氏が監督をした喜劇。主役は「カルメン(1918)」「パッション(1919)」···もっと見る
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『千一夜物語』の1エピソード『ズムルン』を映画化。アメリカでは“ワン・アラビアン・ナイト”の題名でファースト・ナショナル社から発売された。「デセプション」「ファラオの恋」等のエルンスト・ルビッチュの監···もっと見る
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監督者マウリッツ・スティルレル氏は名篇「吹雪の夜」(原名「アルネの宝」)の監督者である。「吹雪の夜」は往年浅草オペラ館にコッソリ封切りされた作品。スウェーデンの生んだ女流作家セルマ・ラーゲレーヴの原作···もっと見る
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古くクララ・キンボール・ヤング嬢と「日蔭の女」「希望の曙」等に共演して悪役専門で常に光った芸風を見せて呉れたポール・カペラニ氏自身で製作したものである。「本映画を作成するに当たっては最も適当なる背景を···もっと見る
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リル・ダゴファー嬢が二役を演じる。「カリガリ博士」で“眠り男”として成功したコンラート・ファイト氏が此の映画も又鋭い芸風を示している。無声。
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「夢の理想境」と同じくヘンニ・ポルテン嬢の主演、ルドルフ・ビーブラッハ氏の監督に成った喜劇である。無声。
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「出世靴屋」と同じくエルンスト・ルビッチュ氏が監督し、「死の曲」「夢の理想境」等主演のヘンニ・ポルテン嬢が出演した喜劇で、相手役は「アルゴール」「カラマーゾフ兄弟」出演のエミール・ヤニングス氏である。···もっと見る
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世の中は征服し得たけれど女の心を征服し得なかったナポレオンの裏面史である。「マリア・マグダレナ」と同じツェレピ会社の作品で、ハンス・ガウス氏の原作、ヨゼフ・デルモント氏の監督である。ドイツ劇壇の名花フ···もっと見る
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「泰山鳴動」と同じくルドルフ・ビーブラッハ氏の監督と、ヘンニ・ポルテン嬢の主演に成った喜劇で、ドイツ物に珍しい軽いものである。無声。
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ロシアの文豪ドストエフスキー氏の同名の小説より脚色撮影したものである。監督はカール・フレーリッヒ氏、芸術顧問はディミトリ・ブコウスキー氏で、グルシェンカに扮するミレウスカ嬢はワルシャワの市立劇場付き女···もっと見る
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「生恋死恋」「波高き日」等に主演したヴィクトル・シェーストレムが監督、主演をした心理表現劇で、全篇殆ど二重露出で撮影されている。原作はスウェーデンのノヴェル賞金受領者セルマ・ラーゲレーヴ。無声。
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昨年暮れに製作されたフランスパテ本社の作品で、ピエール・ドクールセール氏原作、アリ・ボール氏、ジャン・ウォルムス氏、シモンヌ・フレヴァル嬢、ルネ・ファガン嬢の共演である。無声。
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フランスパテ本社昨年度の製作で、アンドレ・リュゲ氏が創作し、ルイツ・モラー及びルニエ両氏が監督したもので、出演俳優はルイツ・モラー氏、ピエル・ルニエ氏、アンドレ・リュゲ氏、ルブルュマン氏、ド・メルリー···もっと見る
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日本の婦人の思想としては少々理解し得ないかも知れないが、処女性に対する欧州婦人の考えが基となって、此の深刻極まりない一篇の悲劇は構成されて居るのである。無声。
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ロンドンのヘイマーケット劇場で一年以上の大当たりを取った戦時喜劇である。劇中戦場は撮されて居ない。戦争の洗礼を受けて創造された新しき世界では、門閥の勢力よりも個人的頭脳の優れたものが結局の勝利者である···もっと見る
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十九世紀にイギリスの生んだ閨秀作家の一人M・E・ブラッドン嬢の世界的に有名な小説『オードレー夫人の秘密』は小説としては各国語に翻訳され、英米に於いては四十年間も舞台劇としての名声を持続して居る。無声。···もっと見る
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此の映画は『力の悲劇』Tragedy of Powerと銘打ってある通り『力』というものの本然の使命を説明したものである。又物理学上有名な無限廻転機(実現不可能なる)が実現した事にしてある所が変わって···もっと見る
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男女の恋の三角関係を拉し来って妖婦の悪計も遂には清い理解の愛の流れには打ち勝つ事の出来ない事が親切に描かれている。ファウスト・マリア・マルティニ女史原作、マリオ・ボンナルド氏監督、リンダ・ピニ嬢出演。···もっと見る