1954年公開の映画 539作品
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「赤ちゃん」のエーレス・ダギアールが一九五二年に製作した作品で、監督は近時フェルナンデル主演を多く手がけるアンリ・ヴェルヌイユ。若い娘に心を奪われる中年男を描いたジョルジュ・シムノンの小説から「密会」···もっと見る
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「水戸黄門漫遊記(1954)」の続篇。第85号紹介の「水戸黄門漫遊記(三部作)」は第一部、第二部のみ映画になり、残りの第三部を尾崎十三雄が一部分書き変え更に新しいエピソードを加えたのがこの「副将軍初上···もっと見る
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富田常雄の原作より窪田篤人と青木義久が共同で脚色した柔道映画で「続々魚河岸の石松 大阪罷り通る」に次いで小林恒夫が監督し、撮影は「死の追跡」の佐藤三郎、音楽は「さらばラバウル」の塚原哲夫。出演者は「学···もっと見る
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「一等女房と三等亭主」と同じく原案並木透(若い瞳)、脚本松浦健郎(江戸城炎上)、監督小森白で、撮影は「青春ジャズ娘」の西垣六郎、音楽は「わが恋はリラの木蔭に」の服部正が夫々担当。出演者は「陽のあたる家···もっと見る
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「バラントレイ卿」のエロール・フリンが主演する南北戦争活劇で、「二人でお茶を」のウィリアム・ジャコブス製作になる1951年作品。アラン・ルメイ(「海賊黒ひげ」)の原作より、原作者とウィンストン・ミラー···もっと見る
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「家庭の事情 馬ッ鹿じゃなかろうかの巻」に次ぐトニー・シリーズ・コメディである。スタッフ、キャスト共前作とほぼ同じであるが、「阿波おどり狸合戦」の荒木忍、宝塚の竹屋みゆき、宇治かほる、落語の三遊亭小金···もっと見る
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「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」に次ぐ東京映画。“主婦之友”に連載された源氏鶏太の原作を井原千鶴子が脚色し、「私は狙われている(1953)」の田尻繁が監督している。撮影は「今宵ひと夜を」の遠藤精一。出···もっと見る
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目下、全国的に大流行している九州熊本の民謡「五ツ木の子守唄」を主題に映画化したもので、「殴り込み二十八人衆」の笠原良三の脚本より枝川弘が初のメガホンをとっている。撮影は「十代の性典」の中川芳久、音楽は···もっと見る
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佐藤正之の企画による俳優座映画。「花と竜 第一部」「花と竜 第二部」の橋本忍と「若い人(1952)」の内村直也、渋谷実の協同脚本を「やっさもっさ」の渋谷実が監督している。撮影は「乙女のめざめ」の長岡博···もっと見る
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“週刊サンケイ”に連載された宇井無愁の原作を「家族あわせ」の長瀬喜伴が脚色し、「蛮から社員」の堀内真直が監督している。出演者は「求婚三人娘」の三橋達也、川喜多雄二、「春の若草」の草笛光子、「慶安水滸伝···もっと見る
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マイクル・バルコンの主宰するイーリング・スタジオ一九五三年作品で、ニコラス・モンサラットの戦記小説の映画化。「禿鷹は飛ばず」のレスリー・ノーマンが製作し、「南極のスコット」のチャールズ・フレンドが監督···もっと見る
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「見知らぬ乗客」のアルフレッド・ヒッチコックが1953年に監督した作品で、ポール・アンセルムの戯曲の映画化。脚本はジョージ・タボリとウィリアム・アーチボルドの共同執筆。撮影は「見知らぬ乗客」のロバート···もっと見る
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「夜明け前」に次ぐ吉村公三郎監督の近代映画協会作品。田宮虎彦の“絵本”“菊坂”“足摺岬”の三短篇から製作の新藤兼人(女の一生)が脚本を書いている。撮影、音楽ともに「ひろしま」の宮島義勇、伊福部昭の担当···もっと見る
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「にがい米」「アンナ」のイタリア俳優ヴィットリオ・ガスマンが「復讐は俺に任せろ」のグロリア・グレアムとともに主演する移民問題を扱った活劇で、アイヴァン・トース(「フォーサイト家の女」)製作、マクスウェ···もっと見る
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「続々魚河岸の石松 大阪罷り通る」に続く「魚河岸の石松」シリーズの第五篇で、内外タイムス連載の宮本幹也原作より笠原良三(殴り込み二十八人衆)が脚色し、監督小石栄一(秩父水滸伝)、撮影永塚一栄(秩父水滸···もっと見る
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原作は水上滝太郎。同じ三田派の久保田万太郎が監修し、「ひよどり草紙(1954)」の八住利雄と監督の五所平之助(煙突の見える場所)が共同で脚本を書いている。撮影は「叛乱」の小原譲治、音楽は「赤い自転車」···もっと見る
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第二次大戦中対独パルチザン行動に参加した青年達を描く作品で、一九四八年度スターリン賞を獲得した。アントン・ファデーエフが原作を書卸し、ソ連映画界の指導的地位にあるセルゲイ・ゲラシーモフが脚色・監督に当···もっと見る
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「愛人ジュリエット」のマルセル・カルネが一九五二年に監督した作品で、昨年ヴェニス映画祭に出品され、銀獅子賞を獲得した。原作はエミール・ゾラの『テレーズ・ラカン』。カルネと「裁きは終わりぬ」のシャルル・···もっと見る
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高木貢一製作による歌舞伎パロディ。「雪の夜の決闘」の若尾徳平の脚本を、「鼠小僧色ざんげ 月夜桜」の冬島泰三が監督している。撮影は「天馬往来」の片岡清、音楽は「お役者変化」の鈴木静一。出演者は「濡れ髪権···もっと見る
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戦前松竹で戦後大映で、過去二回にわたって映画化された川口松太郎原作の再映画化。脚本は「心の日月」のコンビ田辺朝二と監督の木村恵吾が執筆している。撮影は「金色夜叉(1954)」の高橋通夫、音楽は「陽のあ···もっと見る