シルヴィア・クリステル
Mariane
レイプされた女性が官能の虜になっていく様を描く、アメリカ=韓国合作映画。監督は「不倫への招待」のイン・ユプ・チェン。脚本はヒュイ・ウー・リーとチョイ・ナミル。撮影はヨン・ホー・ジン。音楽はビュン・ハーシンがそれぞれ担当。出演は「エマニエル夫人」のシルヴィア・クリステルと、「不倫への招待」のヨー・ヘイリ。一般映画制限付き。
ロサンゼルス。美しい精神科医マリアンヌ(シルヴィア・クリステル)は、絵画のチャリティー・レセプションで東洋人のグラマラスな美女チャン(ヨー・ヘイリ)の絵に魅せられ、それを購入する。その後、この絵をきっかけに2人は友達になる。ある夜、凶悪な暴漢魔によって2人は誘拐され、暗闇で屈辱的で激しいレイプを受ける。一時は解放された2人であったが、チャンはレイプ犯の性テクニックが忘れられなくなっており、男を捜し出して金を渡し、自分を犯してもらう。マリアンヌの忠告を無視し、男との快楽にふけるようになってしまうチャン。彼女は男と共にメキシコ旅行に旅立つ。マリアンヌは2人を追いかけるが、ホテルの一室でSMプレイに興じる2人を、ただただ傍観するしかなすすべがなかった。
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