原作、製作
「東京ファイル212」の製作者ジョージ・ブレイクストンが、ヨーク・コプレンと共に、自らアマゾン地方を探検し、撮影・製作したジャングル映画。同地方の食人インディアンら、現地人がそのまま出演する他、職業俳優は使用していない。
ストーリー
ジョージ・ブレイクストンとヨーク・コプレンは、前人未踏といわれるブラジルのジャングル、マット・グロッソ地方の探検に出かけた。2人の目的は、20年前この地方に入ったまま消息を絶った英国人ジエームス・フォーセット大佐を探すことであった。一行はアマゾンへの入口であるベレムから出発し、熱病や豪雨や野獣と闘いつつ奥地へ進んで、自ら白人と称する年老いた原住民の医師に出逢った。彼は一行に、1人の白人少女が獰猛なウルブウ族にさらわれたことを話し、その救助を頼んだ。一行は、インディアンに関する彼の博識を見込み、彼を先導としてウルブウの根拠地に向かった。食人種との烈しい戦闘の後少女は救出された。そして探検隊は殺害したインディアンの中に、全身ウルブウの文身をほどこした白人、フォウセット大佐の死体を発見したのだった。
スタッフ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Urubu
- 製作年
- 1948年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- 映画配給会社
- 初公開日
- 1951年1月15日
- 製作会社
- ワールド・アドヴエンチユア・ピクチュア映画
[c]キネマ旬報社