トム・セレック
Jack Elliot
日本の球団にトレードされた米大リーガーの活躍を描くヒューマン・コメディ。中日ドラゴンズの協力で、野球の場面は日本各地のプロ野球チームのホーム・グラウンドで撮影された。ナゴヤ球場では、10万人以上の名古屋市民がエキストラとして参加している。監督・製作は「ロシア・ハウス」のフレッド・スケピシ、共同製作は「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」のダグ・クレイボーン、ロバート・ニューマイヤー、エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ケイオ、ジェフリー・シルヴァー、近藤晋。セオ・ペレティアとジョン・ジュンカーマンの原案を基に、ゲイリー・ロス、ケヴィン・ウェイト、モンテ・メリックが脚本を執筆。撮影はイアン・ベイカー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。主演は「コロンブス」のトム・セレック、「ブラック・レイン」の高倉健。レオン・リー、亜仁丸・レスリーら、日本で活躍した元大リーガーが特別出演している。
ニューヨーク・ヤンキースのスター選手のジャック・エリオット(トム・セレック)は、ルーキーとの競争に破れ、日本の中日ドラゴンズへトレードされてしまう。ドラゴンズの監督は往年の名選手だった内山(高倉健)だ。エリオットはチームメートのマックス・デュボア(デニス・ヘイズバート)に、日本でプレーする際のアドバイスを受けるが、聞こうとしなかった。練習初日、内山監督からスイングの欠陥を指摘されたエリオット。しかし、マイ・ペースで試合にのぞむエリオットは、弱点を知られていないこともあり、活躍を続ける。記者会見で、通訳の西村(塩屋俊)が、エリオットの発言を優等生的な言葉で訳したこともあって、ミスター・ベースボールというニックネームで人気者になった。球場で知り合ったヒロ子(高梨亜矢)にはげまされながら馴れない生活を続けるエリオットだが、内山監督との対立は深刻さを増し、乱闘騒ぎを起こしてしまったエリオットは出場停止に。そんな様子を見ていたヒロ子は、翌日エリオットを父親に紹介した。それは何と内山監督だった。内山監督の人間性と熱意を知ったエリオットは、猛特訓を行い、スランプを脱出、エリオットの態度に一丸となったチームも快進撃を続け、優勝を争う運命の一戦がやってきた。ジャイアンツとの戦いはもつれ、遂に最終回を迎えた。内山の持つホームラン記録に挑むエリオットが打席に立った。周囲は記録を守るため、エリオットにバントさせようとしたが、内山は自由に打つようサインを出した。しかしエリオットはバントを決め、チームはリーグ優勝を果たすのだった。
Jack Elliot
Uchiyama
Hiroko Uchiyama
Max HammerDubois
Yoji Nishimura
Hiroshi Nakamura
Igarashi
Mukai
Eiko
Lyle Massev
Niven
監督、製作
脚本
脚本
脚本
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
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