監督、脚本、製作、撮影、編集
同性愛者をめぐる抑圧・隠蔽された記憶を、スタイリッシュなモノクロ映像のモザイク的編集と、様々な証言音声の構成のなかに蘇らせる実験的ドキュメンタリー。監督・製作・脚本・撮影・編集は、米レスビアン実験映画の旗手バーバラ・ハマーで、彼女の初の長編ドキュメンタリー。音楽はスタッシュ・レコードから出ている同性愛の暗示や隠語を含んだジャズやブルースの“シシー・ソング”の古いレコードの復刻盤『AC/DCブルース、ゲイ・ジャズ』からハマー自身が選んだもの。93年ベルリン映画祭北極熊賞、マドリッド女性監督映画祭ベストドキュメンタリー賞などを受賞。また95年山形国際ドキュメンタリ-映画祭でハマーが審査委員長を務めた際に、審査員作品として上映された。「サンクタス」と併映。(16mm)
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
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