カレン・アシュレイ
Aisha/Yellow Ranger
東映の特撮ヒーロー番組“戦隊シリーズ”の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の米国向け放映バージョンを、ハリウッドで映画化した一編。TV版は93年9月から全米のフォックス・チルドレンズ・ネットワークで放映されるや高視聴率を獲得。43か国で放映される大ヒット作となり、映画化の運びとなった。日本で撮影された特撮やアクション・シーンをそのまま残したTV版と異なり、本作は全て新撮影によるオリジナル。とりわけ、アクション場面と、CGIを駆使したSFXシーンが見もの。「ホワイ・ミー?」のジョン・キャンプスの原案を、「レッド・スコルピオン」のアーン・オールセンが脚色。監督はTV界で活躍し、これが初の映画となるブライアン・スパイサーが当たった。製作はTV版も手掛けたハイム・サバン、シュキ・レヴィ、スザンヌ・トッドの共同。撮影はポール・マーフィ、音楽は「タンク・ガール」のグレアム・レヴェルがスコアを書き、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ヴァン・ヘイレン、ディーヴォなどの挿入曲が流れる。美術は「キッチン・ウォーズ」のグレッグ・リターンズ、衣裳は「スターゲイト」のジョゼフ・ポロ。特殊効果スーパーバイザーはタッド・プライドが担当。出演はパワーレンジャー役の若手6人を中心に、「レイダース 失われたアーク」のポール・フリーマンらが脇を固める。「潜望鏡を上げろ」と2本立てで公開。日本語吹替版のみの上映。
エンジェル・グローブ・シティ。時空を超えた善の支配者ゾードンにパワーを与えられ、パワーレンジャーとなった6人の高校生(カレン・アシュレイ、ジョニー・ヨン・ボストン、スティーヴ・カーデナス、ジェイソン・デイヴィッド・フランクエイミー・ジョー・ジョンストン、デイヴィッド・ヨスト)は、日夜悪と戦っていた。ある日、建設現場から不思議な卵が堀り出された。その卵に悪の臭いを嗅ぎつけたパワーレンジャーの宿敵ロード・ゼット一味が卵を割ると、中から6000年前に地球を支配していた悪の化身アイヴァン・ウーズ(ポール・フリーマン)が現れた。アイヴァンの復活を察知したゾードンは6人の若者を向かわせるが、アイヴァンは手下を残してゾードンの指令センターに乗り込み、強力な力で破壊した。ゾードンは瀕死の状態に陥り、そのため6人のパワーも消えてしまい、変身能力も失われてしまった。ゾードンを救い、6人のパワーを再び蘇らせるには、遙か彼方の惑星フェイドスに秘められたパワーを探すしかない。6人は残り少ないプラズマ・エネルギーを使って、フェイドスにテレポートする。アイヴァンはロード・ゼットとその妻リタをカプセルの中に閉じ込め、彼らの手下ゴールダーとモーダントを従えた。さらに毒液ウーズを使って人々を操り、アイヴァンと共に地中深く埋められていた巨大究極兵器エクト・モーフィコンを発掘する。一方、フェイドスに着いた6人は、アイヴァンが差し向けたテングウォリアーズの襲撃を受けて大ピンチ。その時、女戦士ダルシア(ガブリエル・フィッツパトリック)が現れて彼らを救い、不思議なパワー=ニンジェッティを授けた。新しい力を得て帰還した6人は、完成したエクト・モーフィコンがシティを破壊しているのを目の当たりにする。彼らは専用アニマル・ゾードに乗り込み、合体してモーフィコンとアイヴァンを倒し、地球の平和は守られた。
Aisha/Yellow Ranger
Adam/Black Ranger
Rocky/Red Ranger
Tommy/White Ranger
Kimberly/Pink Ranger
Billy/Blue Ranger
Bulk
Skull
Ivan Ooze
Dulcea
Zordon
Alpha 5
アイシャ(イエロー・レンジャー)
アダム(ブラック・レンジャー)
ロッキー(レッド・レンジャー)
トミー(ホワイト・レンジャー)
キンバリー(ピンク・レンジャー)
ビリー(ブルー・レンジャー)
バルク
スカル
アイヴァン・ウーズ
ダルシア
ゾードン
アルファ5
監督
脚本、原案
原案
日本語版演出
製作
製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
特殊効果
特殊効果スーパーバイザー
VIFXプロデューサー
音楽監修
スタント・コーディネーター
字幕
吹替翻訳
日本語版監修