チャーリー・シーン
Ricky Wild ThingVaughn
大リーグのお荷物球団クリーブランド・インディアンズ(実在する)の珍無類の活躍を描いた、野球コメディのヒット作「メジャーリーグ」(89)の続編。今回は奇跡の逆転優勝から一転、最下位へと転落したチームが再び優勝を目指す姿を描く。監督は前作に続きデイヴィッド・ウォードで、製作はジェームズ・G・ロビンソンとウォードの共同。撮影は「心の扉」のヴィクター・ハマー、音楽は「ニュー・ジャック・シティ」のミシェル・コロンビエに交代。出演はチャーリー・シーン、トム・ベレンジャー、ジェームズ・ギャモンら前作のメンバーに加え、日本から″とんねるず″の石橋貴明が助っ人選手役で参加したのも話題に。
万年最下位から脱し、昨シーズンは奇跡の逆転優勝を遂げたインディアンズ。今年も期待がかかるが、ナインの様子が少しおかしい。豪速球型から変化球投手に転じたリッキー(チャーリー・シーン)、ハリウッドで映画の撮影があるため、足のケガを心配して長打狙いのバッターになるというウィリー(オマー・エップス)、ブードゥー教から仏教徒へ改宗したセラノ(デニス・ヘイスバート)ら、選手たちのプレイは冴えない。サードのドーン(コービン・バーンセン)は意地悪な女性オーナーのレイチェル(マーガレット・ウィットン)から球団の経営権を買い取り、オーナーの座に収まっていた。キャッチャーのテイラー(トム・ベレンジャー)は選手としては引退同然で、二塁への送球に全く自信のない新人キャッチャー、ベイカー(エリック・ブラスコッター)のコーチを任される。ブラウン監督(ジェームズ・ギャモン)もチームの状態に頭を抱えるが、新加入のパークマン(デイヴィッド・キース)を除いて全く振るわない。連敗続きのふがいなさに頭にきたパークマンも、突然移籍してしまった。観客も激減し、心労で倒れたブラウンの代わりにテイラーが監督代理を務めるが、全く事情は変わらない。ドーンは再び、レイチェルにチームを売ってしまう。そんなある日、日本から助っ人としてやって来たタナカ(石橋貴明)がカミカゼ・プレイで猛ハッスルし、それに刺激されてかナインも次第に復調しはじめる。チームにツキが戻ったが、女性エージェントのフラナリー(アリソン・ドゥーディ)の元でCM撮影にうつつを抜かしているリッキーだけがスランプのまま。徐々に勝ち星を上げたインディアンズは、とうとうリーグ優勝戦を迎える。恋人ニッキ(ミシェル・バーク)の態度に目を覚ましたリッキーは、いよいよ正念場でテーマ曲に乗って登板。見事勝利を飾り、彼女の愛も勝ち得た。
Ricky Wild ThingVaughn
Jake Taylor
Roger Dorn
Pedro Carrano
Taka Tanaka
Rachel Phelps
Lou Brown
Willie Mays Hayes
Rube Baker
Harry Doyle
Jack Parkman
Flannery
Nikki Reese
監督、脚本
脚本
脚本、原案
原案
原案
製作
撮影
音楽
美術
編集
編集
字幕
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