ジョー・マンテーニャ
Eddie
富豪一家の赤ん坊を誘拐したドジな3人組の犯人が、1歳の坊やにきりきり舞いさせられる騒動を描いたアドベンチャー・コメディ。カートゥーン調のギャグと、赤ちゃんをめぐるスリルとスペクタクルが見どころ。製作・脚本は「ホーム・アローン」2部作をはじめとするキッズ・コメディに定評のあるジョン・ヒューズで、監督には特殊効果マン出身で本作が2作目のパトリック・リード・ジョンソンが当たった。製作はヒューズと「ホーム・アローン2」のリチャード・ヴェイン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「34丁目の奇跡(1994)」のウィリアム・ライアン。撮影は「わんぱくデニス」のトーマス・アッカーマン、音楽は「34丁目の奇跡(1994)」のブルース・ブロートン、美術は「カーリー・スー」のダグ・クレイナー、第2班監督兼スタント・コーディネーターのフレディ・ハリスと、ヒューズ作品の常連スタッフが結集。「バットマン リターンズ」のマイケル・フィンクが視覚効果スーパーバイザーをつとめ、ILMが特殊視覚効果を担当。劇中に登場するゴリラやメカニカル・ベイビーのデザインと製作を「狼男アメリカン」のリック・ベイカーが手がけている。また「赤ちゃんはトップレディがお好き」などテレビや映画の赤ちゃんの演技指導の第一人者、ジム・ワグナーがベイビー・コーチをつとめた。主演は撮影当時1歳だった、一卵性双生児のジェイコブとアダムのウォートン兄弟。共演は「殺人課」「ハードロック・ハイジャック」のジョー・マンティーニャ、「ルーキー」やTVシリーズ『ツイン・ピークス』のララ・フリン・ボイルら。
まもなく1歳の誕生日を迎える名門家の御曹司、ビンク坊やが誘拐された。犯人はエディ(ジョー・マンティーニャ)、ノルビー(ジョー・パントリアーノ)、ヴィーコ(ブライアン・ヘイリー)の3人組で、彼らは心配するパパのベニングトン(マシュー・グレイヴ)とママのラレイン(ララ・フリン・ボイル)に、500万ドルの身代金を要求する。一方、好奇心溢れる坊やは犯人たちのアジトから街に這い出していった。あわてふためいて追跡する悪漢たちたが、偶然が偶然を呼び、次から次へと予期せぬハプニングが彼らを襲う。バスに乗り、デパートを訪れたベイビーは車が行き交う横断歩道に這い出したり、動物園のゴリラの檻に潜り込んだり、あげくの果ては超高層ビルの工事現場のクレーンに乗り、目もくらむ空中に宙づりになるなど大冒険を展開。本人はいたって無邪気だが、その度に犯人たちはボロボロの有り様。FBIのグリソム捜査官(フレッド・ダルトン・トンプソン)らの大捜索隊がベイビーと犯人の足取りを追っていたが、乳母のギルバーティン(シンシア・ニクソン)は、坊やがお気に入りの絵本どおりに行動していることに気づく。絵本の最後に書かれてあった退役軍人の施設に急行してみると、案の定、そこには坊やの笑顔が。3人の誘拐犯も逮捕され、まずはめでたし。
Eddie
Laraine
Morby
Veeko
Gilbertine
FBI Agent Grissom
Mr.Andrews
Bennington
Baby Bink
Baby Bink
Sally
FBI Agent
Old Timer
監督
脚本、製作
製作
製作総指揮
共同製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
メカニカル効果デザイン・製作
特殊視覚効果
特殊視覚効果
視覚効果スーパーバイザー
第2班監督、スタント・コーディネーター
字幕
[c]キネマ旬報社