ティナ・マジョリーノ
Toni Whitney
アザラシのアンドレと、彼を育てた一家との友情を描いた、実話に基づく心温まる物語。監督は『スノーリバー 輝く大地の果てに』(V)、「ネバーエンディング・ストーリー 第2章」とファミリー映画に定評あるジョージ・ミラー。ハリー・グッドリッジとリュウ・ディーツの著書『A Seal Called Andre』を基に、ダナ・バラッタが脚色。製作はアネット・ハンドリーとアダム・シャピロの共同。撮影はトーマス・バースティン、音楽はブルース・ローランド、プロダクション・デザインを「レインマン」「アンタッチャブル」でアカデミー賞にノミネートされたウィリアム・A・エリオットが担当。主演は「コリーナ、コリーナ」の名子役ティナ・マジョリーノ。共演は「悲しき酒場のバラード」のキース・キャラダイン、「ラスト・ボーイスカウト」のチェルシー・フィールド、「許されざる者(1992)」のシェーン・メイヤー、「パーフェクト・ワールド」のキース・サラバージャ、「D2 マイティ・ダック」のジョシュア・ジャクソンほか。カリフォルニアのテーマパークで人気者のアシカ、トリー君がアザラシのアンドレを演じ、喜怒哀楽を巧みに表現する人間顔負けの演技が見もの。
1962年、米北東部メイン州の小さな港町ロックポート。7歳のトーニ(ティナ・マジョリーノ)は父ハリー(キース・キャラダイン)に似て動物好きの少女。ある日、ハリーは海で一人ぼっちの子アザラシを見つけて家に連れて帰った。ハリーは妻サリス(チェルシー・フィールド)に離乳したら海へ返すと約束し、アンドレと名付けて飼い始める。トーニは学校にアンドレを連れていき、クラスの皆に紹介したところ、たちまち人気者に。一方、ハリーにライバル心を抱く幼なじみのビリー(キース・サラバージャ)は、アザラシが捕獲網を荒らしていると港湾責任者のハリーを責めたてた。アンドレの身を案じたハリーとトーニは彼に芸を仕込み、港の人々に披露。これが評判となって新聞や雑誌、テレビでも取り上げられて観光客が押し寄せた。一年が巡り、ある冬の日。かねてから父の愛情に飢え、妹のトーニとアンドレに嫉妬していたポーラ(エイダン・ペンドルトン)は、ビリーの息子マーク(ジョシュア・ジャクソン)との交際を禁じられたことを恨み、アンドレをさらって嵐の海に漕ぎ出した。ハリーはビリーと船で捜索に向かい、2人を無事救出するが、今度は小舟で海へ漕ぎ出したトーニが行方不明に。彼女を見つけ、ハリーたちの船に誘導したのはアンドレだった。この件で一家の絆と、ハリーとビリーの友情は再び強くなった。冬の間、アンドレは水族館に引き取られて水槽の中で生活していたが、トーニの意見で海に返されることになった。それから夏が訪れるたび、ロックポートにアンドレは里帰りをした。それはアンドレが亡くなる1986年まで続くのだった。
Toni Whitney
Harry Whitney
Thalice Whitney
Steve Whitney
Paula Whitney
Billy Baker
Mark Baker
Andre
監督
脚本
原作
原作
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
プロダクション・デザイン
編集
編集
字幕
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